こんばんは
シルバーウィークはいかがお過ごしですか?
私はさぼりつつ依頼されていた修理に手を出しています。
基本的に修理は"tete"の鞄のみをお受けしていますが、それでも出来そうな修理はやっています。
今回は3つ頼まれています。
まずはこの2つ。
どちらも持ち手を留めるカン留めが耐えきれずちぎれてしまったので、
裏地を外して縫い直します。
特にこちら↓は頑丈なカシメがもう外れないので、
革を少し裂いて取り出し新しいカシメで留め直します。
かつて持ち手を留めていたカシメは丸カンの上に残します。
少し持ち手は短くなってしまいますが、使える状態になりました。
最後は飾りの革と、持ち手の革がかなりボロボロになってしまったので交換です。
これはちょっと大変
新しい革で飾り部分を作ります。
新しい革は大分印象が違います。
これから持ち手部分を作成します。
お直しは裏地を外さないとほとんどの事が出来ず、
カシメなどを後から留めている場合が多いので、
外して新しい物を付けたり、今回のように外れないカシメだったりと
一からお作りするよりも手間のかかる作業となっています。
それでももう手に入らない大事な鞄は使い続けていただきたいので、
少しこちらがリメイクしたり、
新しい革を付け替えたり、
可能な事はやっていきたいと思っています。
街の鞄や靴の修理屋さん工賃が少し高いのもこういった理由です。
みなさま何かありましたらご相談ください
それでは良い連休最終日を