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皆さまこんばんは。



先週の発表会、無事に終わりました。


生徒たちの素晴らしい演奏を聴いてると毎回目頭が熱くなります。



学校や、勉強、他の習い事が大変な中、一曲を広いホールで披露するというのは簡単なことではありません。
前日にリハーサルをやったのですが、本番の方が皆良い演奏だった!


チビちゃんから、チャルダッシュやバッハの上級生まで、メッチャ良い演奏でした!!素敵な音楽をありがとう。生徒の良い演奏を聴けるのは、自分がリサイタルで良い演奏ができたときより嬉しいものです。

それぞれ限られた時間の中で必死に練習した成果を観れるのは本当に嬉しいことです。


音を外して悔やんでいる子もいました。
でも、クライスラーやルービンシュタインのレコードを聴いていると明らかに音を外しているものがあります。
でも僕は、それすらも美しいと感じます。
決してミスをして良いと言っている訳ではありません。仮に音を外していても、それを含めて彼らの音楽なのです。


突き詰めて練習を重ねて完成した音楽・芸術がそこにはちゃんとあるのです。



練習する意味は何でしょう?

それは『自分が自分自身の中で感じていることを感じること』なのです。

練習を重ねることで、自分がこの曲に何を感じているか?を自ら感じとる作業。それが練習です。だから練習は大切なのです。
常に感じとる感性を養う、それが練習。






チェロの巨匠カザルスが生徒にレッスンしているレーザーディスクが子どもの頃家にありました。
バッハをレッスンしている風景で、カザルスはトリルの後、不自然とも思えるアクセントを強烈につけます。
カザルスはそのアクセントについて、「私はこう感じるんだ。これが正しいかはわからんが、私はそう感じる」と言って何度も自らお手本を演奏していたのが印象的でした。


バイオリンの巨匠エネスコは、レッスンではボーイングや指使いなどの細かい指導は一切せず、生徒と一緒にずっと演奏していたと言います。生徒に何かを感じさせる為です。理屈で説明は誰でもできます。でも演奏家だからこそ共に弾き相手に影響を与えることができるのでしょう。


自ら演奏を示してレッスンをするスタンスは私の基本になっています。
先生によってはレッスン中全く楽器を弾かないというスタンスの方もいらっしゃいます。楽器すら持ってこない先生もいるくらいです。

どちらが正しいかはわかりませんし、正解はないでしょう。

でも私はレッスンで生徒と一緒に弾きます。自分の師匠もそうだったから。


自分の理想のビブラートがかけれなくて悩んでいたことが昔ありました。
レッスンが終わった後、プーレ先生が私の目の前に左手を突きつけて、全ての音にビブラートをかけて音階を弾いてくれたのです。それ以来、ビブラートで悩むことは無くなりました。

テクニックの習得なんてそんなもんなんです。




長々ダラダラ書いてしまいましたが、、、たまには先生らしいブログもいいでしょう笑笑






台風も来ていたし、色々と不安要素たっぷりの発表会でしたが、良い音楽が聴けてとにかく感謝です!!!


実は椿先生、発表会前日の夜に点滴騒動になってました!(◎_◎;)
意外と丈夫な身体で、今まで入院したことも無ければ、点滴なんてもんもやったこと無くて、初体験でした笑笑
発表会前日、仕事向かってるときに急に気持ち悪くなり、これはヤバいと思ってたのですがσ^_^;


当日はバッハのダブルコンチェルトの3楽章を一緒に弾くことになってたし、穴はあけれなかったから、大ごとにならず良かったです。頑丈な身体に産んでくれた親に感謝です。



いまだに具合悪くて、身体しんどくても、生徒の顔見ると元気出るんだよね。

今日は小学生の子に「先生ちゃんと寝ないと死にますよ」って心配されちったwww



ちゃんと寝よう。



おやすみなさい。





椿 太陽


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