昨年、事業の不調に関するお悩みのご相談をいただきました。

 

いくつかある事業所の、とあるひとつの事業所について、あまりにもスタッフが定着しない。

 

また、車両の事故が多いというのです。

 

スタッフの定着の面だけであれば、上司の能力や気質などにフォーカスをあてるところですが、事故が偏っているのは疑わしい。

 

 

そして、当方のブログにたどり着かれたそうです。

 

 

まずは、スタッフの方々の集合写真や、現地の写真をいろいろとお送りいただきました。

 

会議室、オフィス、炊事場、駐車場・・・。

 

 

じっくりと拝見してまいりますと、2階にある、会議室に、気になる置物がありました。

 

小さく写っておりましたもので、ご無理をいって、その置物のお写真を大きく撮り直し、送っていただきました。

 

 

遠くからだと茶色い塊に見えていた、その置物とは・・・。

 

たぬきさんのはく製だったのです。

 

 

はく製とは、生きていた動物さんの皮を活かして、中につめものをし、まるで生前のように膨らませて飾るもの。

 

博物館などで見ることがありますね。

 

 

聞きますと、信楽焼のたぬきさん同様、縁起物として、かなり昔に贈り物としていただいたものだそうです。

 

しかし、はく製は、一般の方が持つには、とても微妙です。

 

いくら縁起物であっても、生前の素性がわからなかったり、姿がリアルすぎて、周りの念を吸ってしまいやすいからです。

 

 

そのお写真を頼りに、霊視をしてまいります。

 

 

 

「1階のガレージ。ちょうど、2階の、たぬきさんのある下に停める車両に事故が多いことはありませんか?」

 

 

1階がガレージになっていて、車が5台ほど駐車できるのですが、たぬきさんのある下が、ちょうど端の駐車スペースにあたります。

 

社長さんが、あわてて支社に電話され、確認待ち。

 

 

そして帰ってきた返事は・・・。

 

先日事故にあった車両もそこに停めていたもので、いまも、そこに停めてあるのでした。

 

 

次の質問です。

 

「やめられるスタッフの方は、既婚の男性の方がおおくないですか?」

 

これは、即答で、その通りでした。

 

 

 

 

 

このたぬきさん。

 

男性のたぬきさんで、独身のまま亡くなっています。

 

しかも、このはく製になってから、だれからのお供えもいただいたこともなく、ただ隅に飾られて、他の動物さんの念も吸い込んでしまっていたのです。

 

そのような状態ですから、結婚できている男性に嫉妬しますし、いろいろな動物霊のしわざによって、足回りや車両の事故につながっていたのです。

 

 

こちらの事業所が、少々遠方でしたので、今回は、遠隔にて念抜き・除霊・浄霊を行わせていただくことになりました。

 

 

たぬきさんはというと、念抜きしたのちに、丁寧にお弔いしていただきました。

 

 

あれから、半年以上ですが、事故もなく、順調だということで、ふと思い出してブログに書いてみました。

 

 

 

 

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