さて世間も落ち着てきて「小池叩き」が吹き荒ぶっているのですが。
それはそうでしょう。今回の選挙が白けてしまったのは彼女の「せい」なのですから。そう彼女の「せい」。でしょうよ。
毎日新聞は書きます。
野党候補一本化なら--84選挙区で逆転可能性
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171024/ddm/010/010/038000c
今回の衆院選で野党が候補者を一本化していれば、少なくとも84小選挙区で与党を逆転していた可能性がある--。
(略)
このため全289小選挙区で野党が与党と一騎打ちに持ち込めたのは56選挙区だけ。「自民、公明両党」「希望・維新」「立憲・共産・社民」を軸とする三つどもえの構図が177選挙区に上り、与党1人に野党3人以上が挑む野党乱立型も51選挙区あった。残り5選挙区は、自民系が分裂選挙になった。
(私見。>与党1人に野党3人以上が挑む野党乱立型も51選挙区あった。・・・馬鹿?)
三つどもえの177選挙区で野党系候補2人の得票を合わせると、52選挙区で与党系候補の得票を上回った。野党が実際に制したのは40選挙区にとどまっており、野党が一本化すれば倍増した可能性がある。
野党乱立型の51選挙区では野党系は3勝しかできなかったが、3人以上いた野党系候補の票を合わせると32選挙区で逆転した。自民分裂の5選挙区では勝敗は変わらなかった。
野党が一本化した場合、とりわけ恩恵が大きかった可能性があるのが希望だ。希望は公認を立てた198選挙区のうち195選挙区で立憲、共産、社民などと競合。共産は立憲と共闘したが、希望には「自民の補完勢力」とみて対抗馬を下ろさなかったからだ。
仮に各小選挙区で希望候補の得票に共産候補の得票を上乗せしただけでも、41選挙区で自民を上回る計算になり、希望が実際に勝った18選挙区を大きく上回った。競合した立憲候補の票も上乗せすれば、自民を超える選挙区はさらに19増える。希望公認で落選した前職は「政権批判の受け皿が割れた」と嘆いたが、もともと希望側がリベラル系を排除したり共産との共闘を否定したりしており、「後の祭り」とも言える。
○抜粋してみよう。
>三つどもえの177選挙区で野党系候補2人の得票を合わせると、52選挙区で与党系候補の得票を上回った。
>野党乱立型の51選挙区では野党系は3勝しかできなかったが、3人以上いた野党系候補の票を合わせると32選挙区で逆転した。
・この逆転は本当は起きていなければならなかったのだ。
しかし65歳のおばさんの殊勲で吹き飛んだ。
世間の風は小池を愚弄する。侮辱する。愚かだったとか。
調子に乗っていたとか。
しかし事実は違う。はっきり言う。違う。
愚かは侮辱する方だ。
私はある時点で「あれ、おかしい」と気づいたのだ。
ツーショット写真が3万円だと報じられた時だ。
こんなことをしたら「人気」が落ちるではないか。
馬鹿じゃないのか。
・・・。
ん、待てよ。小池はそこまで馬鹿だろうか。
政界を生き抜いてきた女が。
ツーショット写真が3万円?
さらに小池はやらかしていた。
「さらさらありません」や「排除します」発言。
これがマスコミで騒がれている。
騒がれている・・・。
違う。「報じられている」んだ。
都知事選や都議会選挙の時はどうだっただろうか。
マスコミが「彼女の至らない点」を報じていただろうか?
このとき私は気づいた。
あ、やられた。と。あ~畜生!
沈むつもりだ。小池は失敗したんじゃない。
ミスしたんじゃない。
自分から目的を持って沈む気だ。
自滅する気なんだ。
立ち上がったばかりの希望の党はそれこそ「小池の人気」が頼りだった。その勢いだけが全てだった。
それを、その人気を、勢いを「自分から廃棄しよう」としている。
そして
彼女はやり遂げた。
安倍最大の危機を大逆転させたのだ。
>野党候補一本化なら--84選挙区で逆転可能性
この逆転を見事に阻止した。
彼女は「英雄」である。自民党を救った、安倍の命の恩人。
これが正しい判定である。
まあ、裏側で「国民なんざ、所詮おバカちゃんよ」とでもほくそ笑んでいるのだろう。
私は見破ったから偉いだろう、なんていう気はさらさら無い。
国民の誰かが気づいて教えてくれれば良いのだ。
今回は私の番だったというだけ。
三橋貴明には信者のように食いついたから人の事は永遠に言えない。言えるご身分にはならない。私はそう思っています。
あ~恥ずかしい。
お返しはしといたけれど。手痛いのを。
(・・・動画がね、あったんだが。もう一本が見つからなかった。
見たかったな。)
ま、長く政治というのをみてくると勘も働くことがあるでしょう。
働かないときもあります。
○さて世間では叩かれる小池だが、かわいそうになったのだろう。
本当の脚本をかいたアメリカの知日派が会見で語った。
「真実の断片」を披露した。
小池が犠牲になってかわいそうになったのだろう。
もしくは「自慢したかった」のだろう。
俺らがやったんだぜと。おバカな日本の市民さん。
両方かな。
「それを小池氏がぶち壊した」 カーティス名誉教授が衆院選を分析
https://www.j-cast.com/2017/10/23311924.html?p=all
衆院選の投開票から一夜明けた2017年10月23日、日本政治を専門とする米コロンビア大学のジェラルド・カーティス名誉教授が東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。自民党の大勝は野党の分断が原因で、その背景には希望の党の小池百合子代表による「排除します」発言があったと指摘した。
衆院で野党第1党に躍り出た立憲民主党に対しても、安全保障政策を理由に「彼らが権力を握れば日米関係には危機が訪れる」と厳しい評価だ。無所属で出馬し当選した、民進党出身の「大物議員」を取り込める程度に政策の幅を広げなければ、主要政党としての躍進は望めないとみている。枝野幸男代表が「永田町のゲームに参加するつもりはない」などと述べていることについては「全く無意味。自滅行為」と切り捨てた。
カーティス氏は小池氏の「排除」発言を
「もし野党が共闘していれば、多数派にはなれないにしても、自民党から40~60議席は奪える可能性があった。もしそうなっていれば、安倍晋三首相は辞任を余儀なくされただろう。それを小池氏がぶち壊した」
などと批判した上で、「注視すべきグループ」として、無所属で出馬して当選した野田佳彦前首相、岡田克也元外相、安住淳元財務相、玄葉光一郎元外相ら、民進党出身の大物議員の名前を挙げ、これらの議員は
「ほとんどひとつで、なんらかの左派の団体を作るだろう」
と指摘した。ここに名前が挙がった議員は立憲民主と統一会派を模索しているとされるが、カーティス氏は立憲民主の側に解決すべき問題があるとみている。
「立憲民主党が新団体の核になるにあたって大きな問題は安全保障」
だとして、枝野氏や他のキーとなるリーダーは「左派」で、
「彼らが権力を握れば日米関係には危機が訪れる」
「立憲民主党がすでに成立した安保法制撤回にこだわり、集団的自衛権を拒否している限り、(立憲民主が)自民党に太刀打ちできる政党の核になっている姿を想像できない」
と悲観的な見方を示した。その上で、
「無所属を取り込んで拡大する方法が見つからなければ、明るい未来はないだろう」
と述べ、民進党の「大物議員」を取り込む努力を促した。
後は略。
なにやら「文句」と「アメリカの意図」を感じますね。
刷新された立憲民主党の船出が疎ましいのです。
潰したいのです。
見え透いているよ、ジジイ。
馬鹿が。
無作法申し訳ありません。
・さっそく立憲民主党を潰しに来ているみたいですね。
文春が。
が我々は絶望することなく戦わなければなりません。
苦しい立場にある女性が頑張っています。
我々が負けるわけにはいきません。
私は常に「戦略・戦術」を考えています。
一つは全くの未開のというか、未知の世界ですが頑張ってやってみたいと思います。
「大爆発力」が場合によっては期待できる世界です。
考えもしなかった方法です。
私も頑張ります。
皆さんも頑張って下さい。
頑張りましょう。
では推敲せず公開します。