フレイタスALC:初期レビュー |  teruの日々雑感 ~そして~

 teruの日々雑感 ~そして~

 


  日常の記録、ペットのこと、

  車カスタムのこと、

  映画のこと、などなど   

少しだけティモボルALCとの違いも織り交ぜてのフレイタスALCのレビュー

 

 

貼ったラバーは

F:ラザントパワーグリップ

B:マックスP&V>15エキストラ

 

ラケット単体で91g

総重量はバックがV15exで193g

 

打感
どちらかというと柔らかめ。

ALCをアウターに配置しているが、ティモボルより若干の球持ちを感じる。

上板のリンバ材によって衝撃をほんの一瞬だけ受け止めるようだ。

これが、いわゆる掴む感覚になっている。

 

打球音
いい感じの金属音が鳴る。

ティモボルのような乾いた感じの金属音ではなく、少ししっとりとした金属音である。

 

スピード・弾み

弾みはすごいね。

後陣からでもドライブで盛り返せるほどである。

スピードもある。さらに伸びもある。

前陣でも抑えはしやすいとと思う。

 

回転量
回転のかけやすさならティモボルかもしれない。

ティモボルは上板が硬いので、擦り打ちの回転がかけやすい。

フレイタスは食い込ませ系でティモボルより勝る。

もちろん、擦り打ちでも充分な回転は得られる。

弧線は中弾道という感じ。ティモボルよりは直線的。

 

ブロック

板厚があることでブロックがやり易い。

ティモボルより抑えが効くと思う。

押し負けせず、弾み過ぎることもない。

重い個体であったことも影響していると思う。

 

コントロール性

台上のソフトタッチでは少し手ごたえを感じにくいかもしれない。

打感がはっきりしているティモボルの方が分かり易いかも。

それでも、弾み過ぎることもないし、慣れればと言うレベルでもない。

ドライブなどでの強打時にカーボンの感触を感じたときの方がコントロールしやすい。

ちょっと変な表現かもしれないが、でも、そんな感じ。

 

 

まとめ

とにかく中陣以降のドライブで威力を発揮するラケットである。

ティモボルALCの表面の硬さや球離れの速さが苦手な人に合うラケットと思われる。

あと、擦り系よりも食い込ませ系のドライブが好きな人にも良い。

中陣以降のドライブで威力を…と書いたが、台上や前陣でも扱いやすいラケットである。

特に変な癖もなく、けっこう安定する。

 

このラケットを一言で言い表せば

程よい球持ちと威力あるドライブを兼ね備えたオールラウンドラケット。

 

ティモボルとの比較で言い表せば

ティモボルの打感の軽さをなくした中後陣ラケット

 

 

という感じ。

 

最後に

四角目の角を無くしたSTグリップの握り心地は良い。

しかし、少しだけ細目なので落ち着かないかなと思ったが、実際に使っていて問題はなかった。