転んでしまいました。

募集する事になった駐車場の大きさをメジャーで測っていました。

建物がないので電子メジャーでは測れません。

距離が長いので足でメジャーを踏みながら少しずつずらして行っていたら、バランスを崩し顔から地面に転んでしまったのです。

衝撃でした。

乾かさずに、水で洗ってキズケアパッドを貼りっぱなしにしておくと傷跡が残らないと聞いたので、そうしています。


息子に「大難が小難になった。このくらいですんで良かったわ」と言うと、息子が何て言ったかと言いますと、、、

「お母さん、、お母さんにとって顔はめちゃ大切やん。いつも気にして手入れしてるし、、その顔がそんなに傷がついてんで。武器を奪われたようなもんやん。(注 決してそうやないけど息子が言ったのです)大変な事やで。

それは、ある意味報いかもしれんよ。お母さん、テレビに出ている人を見て、よく『センスが悪い』とか容姿をけなしてるやろ?あれはその人に直接言ってなくても、宇宙に向かって発しているって事やねん。優越感に浸りながら生きてきたんじゃないの?顔を怪我するなんてそれらの報いやと思うわ。僕は絶対に人の容姿をけなしたりしないやろ?

でも60年以上のカルマがその程度ですんだらまだ軽いほうかもしれんね」


私は怪我した事より息子の言葉の方がもっと衝撃でした。

生まれた時から60年以上、決して優越感の塊で生きてきたわけではありませんが、確かに何気なくテレビを見ていて、「あのブラウスにあのスカーとおかしいよね」とか、「この人、もう少し髪をこうした方が綺麗に見える」とか、ひどい時は「ああ、目の化粧濃いすぎて白目が見えへんね」とか、息子には言っています。

若い時からチヤホヤもされてきました。

でも苦労も多くて、今はおばさんですし、生霊を飛ばされるような事もないと思うのですが、息子に言わせると

「着物もそうやん。あれも知らないうちに世間の妬みを買ってるねん。羨ましいなぁと思われても生霊は飛んでくるねん」

だそうです。(祖母や母の形見の着物を着ているだけですが)


「つまり調子こいとったってわけかぁ。反省せんとあかんなぁ。

もう二度と人の容姿のことも言わんようにしよ」と、息子に言いました。


「うん、そしたら傷跡も残らず綺麗に元にもどると思うで😊」と言われました。