予科練と赤とんぼ | 呑気じじいのひとり言

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不思議な時代になっちゃった!

また古い話になりますが、

ボクが少年の頃、

あこがれの的であった”予科練“

『海軍飛行予科練習生』

飛行機の搭乗員の養成、つまりパイロット養成機関ですね。

 

 

夏になると、訓練の休みの日があるのか、

真っ白の制服に7つボタンの上着で、

颯爽と歩く練習生の姿を街で見かけ、我々の憧れの的でした。

 

 

当時ボクは、兄が海軍で潜水艦の乗組員として頑張っていたから、

それなら俺は空だ!と決意。

惜しいことに志願は15才からで、年が一つ足らない。

しかし”予科練”は、見学や体験する場所があり、

そこで実際に特殊なマシンに入って回転やら、身体適正を試すシュミレーションなどを受け、

何日目かには、グライダーの訓練まで体験した。

 

 

練習生が教官と空に飛ぶ飛行機は複葉機。

上下に翼があり勿論車輪はでたまま。

みんな”赤とんぼ”と呼んでいた。

 

 

<Photo:小名木善行 ねずさんの ひとりごとより>

 

 

予科練での厳しい訓練を終え、単独飛行ができる様になると、

なんと!自分の郷里の上空を飛べるという特典が与えられ、

田舎の親に手紙を出し、日時を知らせ、

近所親戚などが待ち構えているその上空を、

赤とんぼが旋回し、機体を左右に振り飛び去っていく、

そんな勇姿を母親に見せることが出来たのだ。

 

 

まさに親も子も感激と喜びの一瞬。

 

 

ああ、しかし、

彼等の中の多くがあの戦争で特別攻撃隊として空に散る。

ボクは志願出来ないままに終戦を迎え、

そして今93才。

 

 

あの軍歌にもなった予科練が、もう語り部のタネに。

 

 

若鷲の歌

🎶若い血汐の予科練は七つボタンに桜に錨(イカリ)

 今日も飛ぶとぶ霞ヶ浦にゃでかい希望の雲がわく🎶

 

 

 

 

 

 


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