第6章 抗がん剤治療が始まる カーテンの向こうから聞こえたエール | カウンセラーterubo86

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カウンセリングを通して、日々感じることなどをお伝えします。
実は私「キャンサーサバイバー」でもあります。治療を通して感じたことなどもお伝えしていければと思っています。

第6章では、私が抗がん剤治療の中で経験した “心の変化”について書いていきます。

 


治療開始までのカウントダウン

ついに、初めての抗がん剤治療の日がやってきました。
これから1回/月 × 4セット の治療が始まります。

いつものように洗面をして、朝ごはんを待つ。
けれど緊張のせいか、ご飯粒が喉に引っかかりそう。

「帰りたい…」と内心ジタバタしているところへ、

お姉さん(同室の先輩患者さん)が近づいてきました。

 

「teruboさん、朝はしっかり食べるのよ!」
そう言って自家製の梅干しをくれたのです。
思いがけないその優しさが、胸にしみました。

 

食事を終え歯磨きをして日課の朝ドラを見るが、

話が頭に入ってこない。


ぼーっと画面を眺めていると、

主治医と看護師さんがやってきました。

 

「逃げ損ねたわ…」と思った瞬間、
お姉さんがカーテンをスッと引きながら言いました。


「今日はteruboさん笑えないからね。みんなで静かに笑うわよ。」

 

「アッ、わたしだけ隔離された・・・。」
なんだか少し、心細い気持ちになりました。

 

バイタルチェックが済み、まずは普通の点滴から。
ここまではいつも通り。


そしていよいよ、主治医が抗がん剤のビンをセットしました。

カーテンの向こうから、小さな声で
「がんばって。」
と聞こえました。

 


 

◆“7秒後”に起きたこと

 

薬が入って、ほんの7秒ほど。
突然、身体の奥からせり上がるような吐き気が襲ってきました。

 

「?!」「うわ〜〜💦気持ち悪い…!」

我慢しようとしてもどうにもならない。
嘔吐が止まらず、声にならない唸りが漏れる。

 

カーテンの向こうで、みんなが小さく
「がんばれ…」
とつぶやいているのが聞こえる。

 

お姉さんは落ち着いた声で言いました。
「大丈夫、大丈夫。死にはしないからね。」


そしてもう一言。


「今日はteruboさんの分まで、みんなで笑うよ。

みんなで免疫力上げていこうね!」

 

くすくすとした笑い声が、カーテン越しに広がる。
「みんないてくれてるんだ・・・。」
その声は、不思議なほど優しく、心地よく耳に届きました。

 

予定通りその日の投与は終了しましたが、吐き気はなかなか

おさまらず。
夜中もえずき続け、その状態が数日続きました。

 


 

後半戦、そして“気づき”

 

ようやく落ち着いた頃、1回目の後半戦がやってきました。


薬の種類は違い、量も少なめ。

それなら少しは楽かも…と思っていましたが、

その威力は想像以上でした。

 

「あと3回、これをやるのか…」
そう思うと、気が重くて仕方ない。
とても耐えられないように感じました。

 

そんな私の様子を見て、諸先輩方が声をかけてくれました。

「大丈夫よ。治るからね。」
「みんなも通ってきた道だよ。一緒に頑張ろうね。」

 

そのとき、私は初めて気づいたのです。

私は“病気を治すのは自分自身だ”とどこかで思い込んでいました。


でも実際は——
患者自身の生命力だけではなく、周りにいる人たちの生命力も、

同じように大切だったのだ と。

 

あのカーテンの向こうからの小さな声、

くすくす笑いながら応援してくれた人たち。
あの人たちの存在が、どれほど自分を支えてくれていたのか。
今になって、胸がじんわり温かくなるほど感じています。

 

 

💬 読者の皆さまへ

今日も読んでくださって、本当にありがとうございます🍀

もしあなたにも、
「初めての治療の日」「怖かったけれど前に進めた日」
そんな思い出があれば、ぜひコメント欄で教えてください。

あなたの一言が、きっと誰かの勇気になります🌈
一緒に“ジタバタ”しながら、少しずつ前へ進んでいきましょう🌷

 


🕊️ teruboのひとこと

今、不安や迷いの中にいるあなたへ。

どうか自分を責めずに、
「ジタバタしている自分も悪くない」
そう思ってください。

そのジタバタこそ、あなたが“生きようとしている”証です🌈

 

生命力を改善する方法

 晴れ太陽の光を浴びる。

  朝起きたら3分間窓際で、朝日を浴び深呼吸しましょう。

  曇っていてもカーテンを開け、朝の光を感じましょう!

 爆  笑1日3回以上笑いましょう。

   声を上げて笑いましょう。

  笑えない時は、鏡を見ながら作り笑顔をしてみましょう!

 


📖これまでの記事
🩺 第1章:告知の日、心が止まったあの日
💧 第2章:手術に向けて、涙と覚悟のあいだで
🌸 第3章:退院の日、思わぬ“自由”の重さ
🔥 第4章:抗がん剤治療に向かうジタバタな日々
🌈 第5章:抗がん剤治療開始の日。心の中で起きた小さな変 

        化

おばけくん  第6章:抗がん剤治療が始まる     カーテンの向こうから聞  

       こえたエール(←今ここ)


次回は
👉「本当に隔離されてしまった、ジタバタteruboのお話」
  をお届けします。どうぞお楽しみに💖