第4章「抗がん剤治療 に向かうジタバタな日々」
1.抗がん剤治療に向けて心が揺れ動く時間
手術を終え少しホッとしたのも束の間。
私は次に待ち受けている“抗がん剤治療”に、静かにおびえてい
ました。
子ども達の前では冷静さを装っていましたが、内心ジタバタ。
どうしても落ち着けない自分がいました。
terubo流リハビリ計画・第2弾!発動!!
目 標:体力を温存、もしくはできれば増強して、抗がん剤治
療の副作用を最小限に抑えること。
日々のスケジュール
・今まで通り家事をする
・一日一回、一時間外を歩く
・タンパク質と野菜類中心に三食しっかり食べる
・八時間以上の睡眠。足りない時は昼寝で補う
・オーバーワークにならないよう気を付ける
完璧にこなしていたつもりでした。
でも、気づかないうちに「ジタバタterubo」が目を覚まして
いたのです。
手術後の経過はすこぶる順調で、少し早めに退院した私。
ところが、退院と同時に次のステップ“抗がん剤治療”への不安
が押し寄せました。
これまで、抗がん剤治療を受けた患者さんと接してきた経験が
あったため、その効果も副作用の厳しさも知っていました。
「強い吐き気、嘔吐、体力の消耗、脱毛・・・・・どうするどう
する・・・・・」
元々注射嫌いの私は、点滴と聞くだけでも気が萎えてしまう。
退院前からすでにソワソワ。
退院してからは、ますます気持ちが落ち着かなくなっていきま
した。
「高濃度ビタミンC療法」にすがってみた私
*ここに書くのはあくまで個人の体験です。 治療法を推奨する
ものではありません。
そんな時、以前から気になっていた「高濃度ビタミンC療法」を
思い出しました。
なんと運のいいことに、車で行ける所にそのクリニックはあり
ました。
待合室には、がんや難病と闘う患者さんたちの姿がありまし
た。
問診の後
「副作用はなく、抗がん剤の副作用も軽減できるでしょう。」と
説明を受け、10回の投与計画が立てられました。
「これで副作用も半減できるかも!」
そんな希望を胸に、私は治療をスタートさせました。
点滴が入り始めて間もなく鼻の奥に薬品臭を感じましたが、
「いつものこと。大丈夫。これくらいなら耐えられる・・・。」
と前のめりでした。
ところが、5回目の投与を受けている時「体が拒否しているよ
うな感覚」が。
それでも「あと少し…」と自分に言い聞かせて臨んだ6回目。
点滴が始まりいつもの薬品臭を感じていたら、突然吐き気が襲
ってきました。
点滴架台をひっ掴みトイレめがけて突進。籠ること15分。
少し落ち着いたのでベッドに戻りましたが、吐き気は収まら
ず・・・。
点滴はまだ半分以上残っていました。
「もったいない・・・高額なのに・・・」そんな思いもよぎりま
したが、意を決して伝えました。
「点滴、抜いてください。」
治療は中断。
帰り際に「少し考えて連絡します。」と告げましたが、
数日後「治療の再開は難しいです」と電話を入れました。
期待して受けた治療を中断したことで、私は途方に暮れまし
た。
そして「どうするどうする・・・そうだ!!・・・ウィッグを
買わなきゃ!!」
「ジタバタterubo」は、地元の有名百貨店でウィッグを調達し、
迫りくる入院の日に備えました。
今、振り返って思うこと
あの時の私は「できることは全部やりたい!!やらなきゃ!!」
という思いでいっぱいでした。
それはがんや抗がん剤治療への「恐れ」であると同時に、“生き
たい。生き延びるぞ”という強い思いの表れだったと思います。
「思い通りにならないことがあっても、それでいい。
試して、失敗して、気づいて、また次に進めばいい。」
あのジタバタな日々は、そう教えてくれました。
そして私を少しだけ強くしてくれて、今の私も支えてくれている
と感じます。
次回予告
次回は、抗がん剤治療の日々のジタバタについて書いていきま
す。Teruboのジタバタぶりをお楽しみに💖
~お読みくださったあなたへ~
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
もしあなたにも似たような経験や思いがあれば、ぜひコメント
欄で教えてください。
「私もそうだった。」「こんな時どうしたの?」そんな一言でも構
いません。
お一人お一人の言葉が、このブログを通して誰かの力になると
思っています。
では、また次回お会いしましょう。