" 芸術の秋" なんちゃって | 『いい加減、いい湯かげん。』〜寺山鉱泉旅館六代目女将〜

『いい加減、いい湯かげん。』〜寺山鉱泉旅館六代目女将〜

寺山鉱泉旅館、六代目女将の気ままなブログです。今を遡ること、160年。江戸時代の末期に創業された、小さな湯治場に嫁に来てまもなく30年ほどになります。山と川に囲まれた一軒宿での日々の手造り暮らし、つづってみようと思います。HP【http://www.terayama.burari.biz/】


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先週 所用で東京に行ってきました。
とんぼ返りではありましたが 1時間ほど 空き時間ができました。
さて電車の時刻まで何をしようか。
そうだ美術館に行こうと始発駅の上野に向かいました。
ちょうど2ヶ月前 ミケランジェロ展を見た西洋美術館の前に行くと ルーベンス展の 大きな立て看板が目に入りました。

正味30分ぐらいしか見られないし前回見た常設展がなかなか良かったのでワンコインで常設展に入りました。
そうそうこの会があったわと記憶が戻ってきました。
前回気になった絵の前に来ました。
やっぱりいいわとさらに強く思いました。
それがこの絵です。

ルノアールの アルージェ 風のパリの女たち というタイトルがついています。
私が知っているいかにもルノアールの画風ではないなと思ったら 初期の頃で ドラクロワに影響されたとか。
ソファーに腰掛けてじっくり対面してきました。
モネの睡蓮の前には中学生らしい人だかりが。 私が気に入った絵は撮影禁止でした。


出口付近に藤田嗣治の作品がありました。
前回ミケランジェロか藤田嗣治展か迷ったほど、
この人の絵は何となく気になっていました。
日本人であるはずの藤田嗣治の作品が 西洋美術館にあるのはおかしいのではと思いますが それは前回私たちの前を歩いていた紳士二人の会話から納得した次第で。
フランスから帰った藤田が戦争の絵を書かせられるのが嫌でフランス人に帰化してしまったから ここに藤田の絵があるんだよ と片方の方に解説しているのが聞こえてきました。
なるほど詳しいなと思ったら 娘が、 たぶん日曜美術館で 時々解説している人にそっくりだから もしかしてその人かも と 言ったので 私はもっと前から聞き耳を立てていればよかったなあと思いました。

それにしても 松方幸次郎がいなければ 西洋美術館は できなかったのです 。
松方コレクションのおかげで 名画に会えるのですね。

私は今まで 生演奏を聴きたくてたまらないとは 思いましたが 無性に絵が見たいと思ったことは 人生で初めてのことでした。
心を震わす 鳥肌が立つほどの旋律は何回も 聞いていますが 今頃になって絵画も捨てたものではない と。
また一つお気に入りが増えたことにとても幸せな思いを味わっています。
願わくば近くに美術館があったらなあと思います。
なにせ500円は家の入浴料と一緒ですから。
駆け足の一日でしたが いい気分転換ができました。

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