現代ポピュラー音楽作曲思考と音楽教育/不定調性論のブログ

世田谷music school M-Bank発信による、ポピュラー音楽作曲思考、アーティスト楽曲研究(主に作曲観点からの思考について)、そして音楽教室運営などについてのブログです。
不定調性論発祥の地です。


テーマ:


こんにちは。
普段はmusic school M-Bankの運営やレッスン、音楽制作などを行っています。
ポピュラー・ジャズ音楽の作編曲とアナライズについての方法論、不定調性論についてご説明させていただきます。

→こちらもどうぞ「不定調性論の使い方」
http://ameblo.jp/terauchi-mbank/entry-12141166471.html


不定調性論は、現代和声について機能と調を考えない論考であり、そこからさまざまな音楽理解•創作の方法論に展開させたものです。

最初は私自身が楽曲理解や作曲に活用するだけのものでしたが、現在はDTM・作曲レッスンは勿論、様々な音楽プロモーション・プロデュース(音楽を生み出す考え方全体)に活用しています。あとは日々結果を出し続けるだけです。

便利なツールだから皆さんも使え、と申し上げるわけではありません。
皆さんには皆さんのやり方、考え方があるはずです。
不定調性論も、私自身の感覚(共感覚的思考=音楽から得るクオリアの展開)に基づいて音楽的思考を追及/展開/構築したものです。
まずは実践例を当ブログ等でご覧いただき、それらが少しでも皆様のオリジナルな制作方法、音楽理解のアイディアに役立てば幸いです。


<このブログでは...>
実際の曲について、いろいろ書いています。
主にコード進行の使用について集中的に考えています。
これはコード進行に特化してアイディアを考えているというだけで、決して「コード進行が特に大事」という意味ではありません。

また各曲の魅力のさわりだけを述べています。
それがその楽曲やアーティストの概略であるとはとらえないでください。

不定調性論は、音楽を判断する根拠を、教材や一般論、批評家の意見の中に置くのではなく、あなた自身の感覚に落とし込んでいくことができるように学習していきます。

ですからここに書かれている内容を広めたいのではなく「自分で考えて納得し、発信し勉強を深めることが大事」という点が刺激になれば幸いです。

<教材では...>
本教材の方では「不定調性論の根拠」を列挙します。
12音の関係性を再構成し、現行の音楽理論そのものを一旦解体し、和音を作り直し、和声を作り直し、価値観を再構成していきます。
詳細は、下記フォームより教材のお問い合わせを頂けましたら幸いです。
※毎年改訂に余念がありません。一度ご購入いただきますと、翌年よりご希望があれば無償で改訂版を送らせていただいております。ご活用ください。
実際の教材は、下記にございます。
http://ameblo.jp/terauchi-mbank/entry-11775316251.html


===ちょっとだけ専門的な話===
例えば、ギターやピアノでAm,Dm,Emといった三つだけコードを覚えて、それらを順番に弾いていくだけでできる音楽的骨組み、これが「コード進行」ですね。

この「和音を並べて音楽の原型を作る」ことから平均律音楽の構造論を再構築したのが、不定調性論です。「再構築」と書きましたが、歴史を無視する訳でありません。むしろ重視しています。(可能な限り一定期間の伝統技法の学習を推奨します。)

だから、もし既存の学習だけで十分自分が納得出来る曲を作ることが出来る人は、不定調性論は必要ありません。
どうしても教材の言っていることに自分は相いれない、と感じたとき、そこに個性があります。
それをどう拡張するか、それを講師側が認めてあげて、どうやって誰も知らない才能を伸ばすことができるか、を一緒に考えるのが私のレッスンでもあります。

では、自由な感性、独自の解釈とはどういう感覚のものでしょう。
たとえば、このロールシャッハテストの絵、皆さんはどんな絵に見えますか?
terraのブログ-ロールシャッハ/不定調性
わたしは、テーブルの上で左肘を付いて拳を頬に当てて物思いにふける女性・・・。に見えました。

いやいやそれはないでしょ、と言われても、これは個人の感性ですから、他者が巧みに否定しようとしてもどうにもなりません。
この感じ方の差異こそ個人そのものであり、同じコード進行でも異なるメロディができる理由にも該当すると思います。
この感覚を自分で見つけ、展開し、確かなものになるまで学習時に展開できれば、学校教育もより意味のあるものになるのではないか、と考えます。
つまり一般常識を知り、同時に自分との差異を知り、芸術表現に活用しよう、というものです。
もちろん個性的だから何でもしてよい、という事ではなく、それを文化の発展や社会の発展により良い形で用いよう、という話です。

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わかりづらいところ、知識が誤っているところ、についてはご指摘いただければ回答、修正いたします。
また、他のサイトや、専門文献も同時に自在に参照ください。
知識とは未知な部分が常にあります。
江戸の人たちを思う時、彼らが知っていたことの範囲はどの程度でしたでしょう。
同じように300年後の人達から見たら、私たちの知っている範囲もかなり限られている、と考えるべきです。
だから他者とともに、自分の考えを書き残し、必要な部分を次の世代に繋げていただくしかないと思います。

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不定調性論はこちらで不定期的に研究発表しております。
日本音楽理論研究会
日本リズム協会 


※初期段階では自然倍音列の数理、和声の構造分析などを詳細に行いますが、これはあくまで理論的根拠を構築するためのステップですので、プレイヤーの方、実際に作曲を活用されたい方はすっ飛ばして頂いて、何ら問題はございません。
※受講内容の性質上、どのような方が受講されているかは一切外部に口外しておりません。世上に生み出される奇抜な曲、個性豊かな曲、インターネット上でみられる「このコード進行の印象は、○○○○○である」等といった音楽の具体的な印象論の一端、またはそれを活用して作られた音楽のいくつかは、この不定調性論によって導き出されたものも多く含まれており、現状ではそれだけで十分な成果であると考えております。

(2017改訂)
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