いまさら言うまでもないことだが、
私は安倍政権を支持していない。

もちろん、同様に小泉政権も不支持だったが、
そのニュアンスは「不賛同」的な意味合いでの不支持だった。
しかし、
安倍政権に対する不支持は「嫌い」とのニュアンスが強い。

「嫌い」とは、
少々幼稚な言葉であるので「苦手」とした方がよいのかもしれないが、
兎に角、
「賛同できない」というよりは「肌が合わない」という感覚が強い。

理由は多々あれど、
第一にあげられるのは、安倍政権の精神主義的、観念主義的な政治だ。

小泉政権は、感情的な発言こそ目立ちはしたが、
「構造改革」と称し、「~~民営化」等、具体的な「構造」を変えることで、
日本を変えていこうとしていた。
その結果、格差は生まれたわけだが、
その是非は別として生活直結型の政策が目立ったのは確かだ。

しかし、
安倍政権は「美しい国を作る」とのスローガンが象徴的なように、
観念的な目標を達成すべく、種々の法律案を提出している。
「あるべき価値観」が先行し、生活臭が全くしない。
生活実態を丹念に調査することなく、
倫理観や道徳観の欠如こそがすべての元凶とばかりに、
ゴモットモなことを押し付ける。
じわりじわりと国民の価値観を一点に集約させていこうとする魂胆を感じる。
この政治スタンスが、、
国家が価値観を国民に押し付ける窮屈な未来を予見させ、
私に「嫌い」「苦手」「肌に合わない」との感情を抱かせるのだろう。


先日、毎日新聞に興味深い記事があった。

続きは
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20070523