今朝は自宅を4:30に出発し、南陽市倫理法人会のモーニングセミナー講師としていってまいりました。


朝の置賜地方は本当にすがすがしくキレイです。


遠く吾妻連峰に雲海がかかっていました。

5:30には到着し、時間があったので熊野大社に登ることに。



かめの歩みのように一歩ずつin山形-参道


参道の階段はとても緩やかですぐ上ることができます。入り口の大銀杏は秋が見ものですね。


そして登ったところにある熊野大社


荘厳な趣。豪勢な茅葺屋根。出羽三山神社には及ばぬものの、1200年の歴史を感じる建物です。



かめの歩みのように一歩ずつin山形-熊野大社


6:30からのモーニングセミナーでは20数名の方が早朝にもかかわらず出席してくださいました。


特にいつもお世話になってます、黒澤ファームの黒澤社長、東の麓の新藤部長、そして蔵王倫理法人会の板垣さん、応援ありがとうございました。


結構緊張しました。無事終わってホッとしてます。



さて、モーニングセミナー終了後、食事会を経て東の麓さんへ。



ちょうど夏の呑みきりの時期。



呑みきりとは、この冬仕込んだお酒の保管状態を見ることです。


しっかり火入れが出来ているか、味がおかしくなっていないか、指導員の先生方が巡回指導する時期です。


ただ、今年は呑みきりのお酒を工業技術センターに送り、好評をしていただくとのことです。


その前段階として蔵の中で呑みきりをしていました。


私も飛び入り参加。(とはいっても香りと色だけですが・・・)



かめの歩みのように一歩ずつin山形-呑みきり


きき酒って本当に面白いものです。同じスペックで造ろうと思っても味が異なる。


そんな繊細な良さ、甘味、酸味、渋味、苦味、辛味を判断するわけです。


並大抵の鍛錬ではできません。特にのんべえでは無理ですね。




新藤製造部長とも南陽市の取り組みや、今の状況などをお伺いしました。


私がこれから手がけようとしている、綿プロジェクトとあい通じるところがあり、良いヒントをもらった気がします。


南陽市宮内はもともと養蚕で栄えた町ですから。いろんなアイディアあります。


また、食材、飲み物とのコラボはこれまた面白そうです。


農産県の山形にとって、衣食住を掛け合わせて発信することは、これからの命題のような気がします。


食が強い山形、衣が衰退した山形、衣と食を結びつけるのは実は自分ではないか?なんてかってにひとりよがりになってしまいました。



夏の朝は気持ちがいいものです。すがすがしい気持ちで蔵にお邪魔してきました。ありがとうございました。