蕁麻疹の原因には食べ物・気候の変化などによるものが多いですが、中には心因性によるものが時々おられます。すなわちストレスが原因で起こる蕁麻疹。

 

38歳の主婦兼看護婦さん。身長153cm 体重53kg

 

半年前に、外食をして翌日痒みの激しい蕁麻疹が出て眠れなかった。すぐ皮膚科に受診したが、以前蕁麻疹が出た時はすぐ治まったが、今回は何回薬を変えても一進一退を繰り返し、ステロイドの飲み薬がでるようになった。副作用が怖くなり、来局される。

 

 

地図状の膨疹が腹部・背中に。また大腿部にもあり、痒みが強い。よく蕁麻疹に使われる消風散や十味敗毒湯などは使ってみたが、ほとんど変化はなかったとのこと。

 

私生活上のストレスがあり、眠れないことが多々あるとの訴えと舌診では歯根と黄苔があり、気虚と湿熱が疑われる。そこで一貫堂竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)をはじめエキス剤で、その後は煎じ薬にして服用させた。

 

消風散や十味敗毒湯で効果のなかった膨疹が徐々に引き始め、1ヶ月で半減してしまった。2ヶ月後にはほぼ発疹はなくなりました。