痛みの病気に、鎮痛剤が効かなくなったり、効果がない人が漢方薬を求めて来局されることが

少なからずあります。

 

 

ただ単に鎮痛目的の漢方薬を使ってもなかなか効果を上げることが出来ません。

 

必ず、漢方医学てきな考え方で薬を決めなければいけません。

 

現状の体力・体質をきめるのには虚・実の判別が、病気の現在の質を決めるのには

 

寒・熱の違いを、そして日本人に多い、湿(水毒)の有無も探る必要があります。

 

それらを分類することで、身体の現状を把握して薬を決めることが大事です。

 

また、別に気血の弁証も大事です。

 

ですから、多くの人と接触し、観察をし、経験を積まないと薬は決められないのです。

 

上記の上げた座骨神経痛は、検査の結果、病因が決められない場合に使われる病名

 

です。老人で、体力ない虚・寒の状態のかたは、虚の状態を改善でして身体を温め

 

る働きの十味坐散(じゅうみざさん)を使うと時間はかかりますが、良くなってい

 

ます。筋肉がひきつるような痛みを訴える場合は芍甘黄辛附湯(しゃかのうしんぶとう)

 

が、また長期に病んでいる場合はストレスをかかえている人が多く、抗ストレス薬の

 

抑肝散(よっかんさん)や逍遥散(しょうようさん)を併用することで効果を倍増さ

 

せます。