64歳の自営業の男性
来局の半年前に、大腸のガンで手術をした後に、抗ガン剤治療を続けてきたが、薬の副作用(強い倦怠感と食低低下)があり、続けることが困難になり、かわりになるものを漢方薬に求めて来局される。
身長165cm、体重56kg 舌は黄色い苔が一面にある。血圧は110・65
食欲は薬を止めてから、正常にもどるが強い倦怠感は残っている。舌の状態から炎症が残っているが、病名と倦怠感から脾虚(胃腸の機能低下)ととらえることができる。脾虚の薬である補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を煎じ薬にして服用してもらう。
最初の1ヶ月はあまり効果を感じていなかったが、2ヶ月くらいから、倦怠感が取れはじめ、仕事にも復帰できるようになった。その後1年になるが、ガンの再発をみていない。
