気ってなんだろう。4

テーマ:

いつも、お読みいただきありがとうございます。

 

前回まで、

気について、考え方をお話ししましたが、では実際の気の不足(気虚)、気の

停滞(気滞)に対する漢方薬での、対応は以下のようにします。

 

気虚:これは補気(気を補う)作用のある漢方薬を使います。黄耆(おうぎ)

    人参(にんじん),炙甘草(しゃかんぞう)などを中心にした漢方薬です。

    補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、人参湯(にんじんとう)、十全大補湯

    (じゅうぜんだいほとう)などがあります。

 

例を上げると、つい最近ですが、80歳の画家の方が風邪をひいて、葛根湯

、柴胡桂枝湯、PL顆粒などつぎつぎ飲んだが、症状(熱なし、悪寒なし、軽い

咳と鼻水)が変わらない、免疫力の低下(気虚)とみて、補中益気湯で補気す

る事ですぐに治った

 

 

気滞:気の滞りを改善する理気(りき)作用や、行気(ぎょうき)作用のある

    皮(ちんぴ)枳実(きじつ)沈香(じんこう)などがあり、実際の組み合わ

    せ処方としては、二陳湯(にちんとう)、四逆散(しぎゃくさん)、沈香降

    気湯(じんこうこうきとう)などがあります。

 

この場合の例は、58歳会社社長。顔面の紅班(主査様皮膚炎)、定番の皮膚

漢方薬で、治らず、理気剤の枳実の入った四逆散(しぎゃくさん)で気を廻らす

事で、改善した。仕事上のストレスが、皮膚改善の邪魔をしていたようでした。

 

 

→ 寺町漢方薬局