気ってなんだろう。3

テーマ:

気を身体のエネルギーと考えると、これの流れが悪くなると、当然病気(気を病む)になります。

 

気の異常には、気虚(ききょ)と気滞(きたい)があります。

 

気虚は、気の不足です。先天性虚弱症、老化、疲労、慢性疾患などが原因で、免疫力の

低下や臓腑の機能の低下を起こします。また、気虚の強いものは陽虚(ようきょ)といい

ます。

 

気滞は、機能の停滞をさします。精神的ストレスや病気の感染、外傷、飲食の不摂生で

行われます。自律神経の失調が多く見られます。

 

 さて、漢方薬での対応は、気虚は気のマイナスですから、補気(気を増やす漢方薬)薬

 を使います。

 

 補気薬は、人参・黄耆・炙甘草という生薬(しょうやく)があります。

 

 陽虚(気虚の強い状態)は、附子・桂皮・鹿茸(ろくじょう)・巴戟天(はげきてん)を使

 います。

 

 気滞に対する漢方薬は、理気・行気作用のある生薬を用いて、気の流れを復活させ

 ます。それには自律神経系の調整・鎮痛・鎮静等に使われる香附子(こうぶし)枳実

 ・枳殻・陳皮・青皮などです。

 

→寺町漢方薬局