酒査よう皮膚炎

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48歳の会社員。

3年前に別の病気で入院治療を受けて退院した頃から顔面に紅斑ができ、

最近までステロイド剤を使用していた。

少しの間ステロイド剤もやめてみたが、この春、すぎ花粉の時期から急激

に悪化した。
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本人の体格は、中背でやや肥満体、大小便に異常はなく、ほかに病気は

ないので薬などは飲んでいない。現在の症状は両頬と額に浸出液をともな

う皮疹があり、更に紅斑と細絡があり酒皶様皮膚炎状態である。


そこで、顔面ののぼせと紅斑がひどいようなので「皮炎湯(ひえんとう)」を

煎じ薬にして服用してもらうとともに、モクタール軟膏をつけてもらうこととした。

しかし、逆に浸出液がよりひどくなり、かゆみと熱感も強くなった。

   そこで漢方薬を「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)」に

   皮下の浮腫をとる目的の「猪苓湯(ちょれいとう)」を加えて、

   煎じ薬にして服用することにした。

すると数週間ほどで、顔面の紅斑と腫れは徐々にとれてきた。

そこで副腎機能薬の「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」を更に加えて服用した。

その後少しづづ顔面の細絡もとれて数ヶ月ほどで、何も飲まなくてもよくなった。




 このように、酒皶様皮膚炎は皮炎湯で、かなりの効果あげるのですが、場合に

 よったら他の漢方薬にかえて、改善するケースもあります。