8月の読書会『おおきな木』レポート⑦ | 寺田真理子オフィシャルブログ

8月の読書会『おおきな木』レポート⑦

8月14日(木)に開催した『おおおきな木』(あすなろ書房)の読書会のレポートです。

 

8月の読書会『おおきな木』レポート①はこちらをご覧ください。

8月の読書会『おおきな木』レポート②はこちらをご覧ください。

8月の読書会『おおきな木』レポート③はこちらをご覧ください。

8月の読書会『おおきな木』レポート④はこちらをご覧ください。

8月の読書会『おおきな木』レポート⑤はこちらをご覧ください。

8月の読書会『おおきな木』レポート⑥はこちらをご覧ください。

 

「本書の原書は1964年の出版で、民主主義の真っ只中。環境破壊が進んでいくところで、東洋哲学やヒッピーカルチャーの中で生まれていったのかなと思う。与え続ける関係性が描かれている。限られたパイの奪い合いの今の世界で、絵本の読み方も変わるだろう。

 

ここに参加しているのは本を大切にして読む人たち、読書療法の関係者、介護職で、他者と相対したときの最低限大切な所作を知っている。介護職の夜勤の話とか、こういう作品を通して重ね合わせて解釈していく。話を聞きながら、良い本なんだと実感した」

 

「トランプ大統領だったら、この本をどう読むのだろう。『ディール』と言い出すのだろうか?」

 

「みんな自分に引きつけて解釈しているところが、今までの絵本にはない。一貫して木が幸せだと書かれているが、ラストも『幸せって何?』と問われているようだ。『あなたにとって幸せって?』と問われている。今は多様性の時代だが、周囲から言われることではなく、自分が幸せを感じるのはどういうことか。

 

帯に村上の春樹の言葉で、『あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。それをあえて言葉にする必要もありません。そのために物語というものがあるのです。』とあるが、とても良いことを言っている」

 

「今回は確かに皆がすごく自分のことを投影して話していたと思う。それを引き出せるのがこの本なのかと思うし、そう思うとすごく本の力を感じる」

 

次回は9月11日の開催となります。次回は『ゼラルダと人喰い鬼』(評論社)を読んでいきます。近くなりましたら、またご案内いたしますね。

 

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9月の読書会~『ゼラルダと人喰い鬼』~

日時:9月11日 19時30分から21時ごろまで

お申込:こちらのフォームからお申し込みいただけます。

または web☆nanasha.co.jp(☆→@)まで。

会費:無料です。どなたでもご参加いただけます。

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