震災から4カ月たった今でもボランティアが派遣されない地域が山元町にあります。
常磐線より東側の地域
立ち入り制限区域ということで
ボランティアセンターでは派遣できない地域です。
その地域にある普門寺で約2ヶ月間、
個人ボランティアとして活動を行ってきました。
活動して気付いたことは「立ち入り制限区域」ではありますが
「ボランティア禁止区域」ではないことでした。
徐々に普門寺に集うボランティアも増え、お墓や本堂が片づけられ、
檀家の皆さんにも笑顔が戻ってきました。
「この地域にボランティアの力を」
と普門寺に集う有志により
「おてらボランティアセンター」通称テラセンが誕生しました。
普門寺に場所を借り、
この地域にボランティアの力を届けるために活動が始まりました。
ボランティアセンター
といっても、まだまだ始まったばかり。
スタッフ数名が常勤しているわけではありません。
今のところは
「一人のおじさんが作業をしながら、地域を回って困りごとを聴いている」
といった様子なのです。
おじさんも仕事が入るとテラセンにはいません。テラセンは不定休です。
ニーズも社協ボラセンのように
ボランティアの方々が望むようなニーズをたくさん抱えているわけではありません。
「テラセンに来ました!何をしたらいいですか?」
と言われても
「地域を回ってニーズを拾ってきてください」
という所から始めなければならないかもしれません。
しかし、このような状況ですが、徐々にボランティアの方々にお集まりいただき、
この地域でお寺2か所の他に個人のご自宅の片づけを6件ほどお手伝いさせていただきました。
いずれのご自宅もボランティアが入るのはまったく初めてです。
片づけても片づけても終わりがない。
一人で片づけを行う気力もなくなってきている
この地域に大きな希望の種ををボランティアの方々が置いていってくれたのです。
テラセンはまだ誕生したばかりですが
「この地域のニーズはすべて掘り起こし、最後の一つまで活動していきます」
皆様、この状況をご理解いただき、ぜひ、ご協力ください。
おてらボランティアセンター 藤本和敏