午後3時からお芝居を見るので、少し早目に現地に来ました
牛さんおる
霊験あらたかそうな常盤神社
その真ん前に位置する歴史を感じる建物
明治24年に開設された、地歌舞伎の芝居小屋「常盤座」です
一枚板の看板が素敵
今日の舞台はこちら。立体的で美しい装飾
2階から眺める事も出来ます
舞台の途中、観客席を通って出入りする控え室が後ろにあります
劇団ne.(ネ)主催の第二回公演。演目は「彼女たちの断片」
海外では古くから認められているという妊娠中絶薬を海外から取り寄せ、中絶を行うという物語。(この薬は現時点では日本でも使える様になっている)
出てくる女性がそれぞれ中絶経験者だったり、男性に酷い目に遭わされた人だったり。
自分は女性に対して酷い行為をした経験は無いので世の中にそんなに多くの不幸な女性が居るのか？と思わされ、男の立場としては何とも居心地の悪い演目ではありました
恐らく作家さんが、女性は世の中で虐げられているといった、例えば田嶋陽子氏の様な考えを持つ人なのかと想像しますが、家長制度とか、他にも気になる言葉が使われるのが気になりました。
第一回公演の演目は日本の伝統に根ざした保守思想を感じる内容で感動したため、今回の演目を聞いてはてな？と感じながらも見届けましたが、やはり前回とは真逆な印象ではありました。
とは言え演じている方たちの情熱には毎回感銘を受ける訳で、これからもこの劇団の応援をしていこうと思っています