こんにちは、menaです。

 

 

 

 

 

 

 

日本が昨日から4連休。

空港や鉄道をはじめ、一部の観光地では賑わいを見せているようですね。

感染も気になりますが、コロナとうまく付き合いながら経済を回していくことは懸命ではないかと思います。

 

オーストリアも感染が拡大し、

3月の感染が爆発した頃と同レベルなので

ロックダウンが施されるはずなのですが

今回はロックダウンはされず

マスク着用義務の徹底や集会人数の制限などで、経済を止めることなくなんとか進めようとしているようです。

 

 

 

何が正解かは、正直わかりません。

誰もわかりません。

 

 

 

 

 

 

私はまだ自主隔離期間中ですので

都内の自宅でゆっくり過ごしています。

 

仕事の整理などもできて、

遠くには行けなくても

これはこれで良いなぁと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、今回は

渡航当日の出国の様子をまとめたいと思います。

 

 

 

 

【チェックイン@成田空港】

 

私はフィンランド航空を利用して

ヘルシンキ経由でウィーンへ渡航しました。

成田空港でのチェックインは日本航空のグランドスタッフの方が担当されていました。

 

 

正直、今回の渡航で一番時間がかかった場面になります。

 

 

グランドスタッフ(GS)さんに聞かれた質問

・渡航の目的は?

 パートナーに会いにいくためです。

 

・パスポート以外のビザは持っていますか?

 持っていません。

 

・1年のうちに90日以上滞在していたか?

 いいえ。

 

・相手国の渡航制限知っていますか?

 はい。

 パートナーであればPCRも隔離も無しに

 入国が認められています。

 

ここで、GSさんはオーストリアの渡航制限をシステム上で確認。

しかし、システム上では日本人の渡航はできないということになっており、追加の質問が。

 

・その渡航制限がわかる資料は持っていますか?

 私が用意した書類を提示。

 ここでは初めに在日澳大使館のHPページのコピーを見せて読み上げました。

 

 

判断ができないと思ったのか、他の先輩GSさんを呼ばれて、再度説明。

 

そして、

・カバーレター

・大使館に確認したメールの履歴

・パートナーシップ宣誓書

を提示。

 

それでも納得できていない様子あせる

 

彼がオーストリア人のパートナーであることを証明するために、彼のパスポートコピーと住民票コピーを提示。

 

 

そこでさらに他の先輩GSさんが登場。

ドイツ語だから本当に分かっているのかは不明ですが、これはこういう意味でと説明しました。

 

そして、最後にオーストリアの保険にも加入しているということを見せました。

 

 

 

 

3人がかりで確認して、

最後はチェックインを許可してもらいました。

 

そこで最後にGSさんから

 

「我々のシステムでは入国はできないとの判断ですが、帰りのチケットもお持ちですので、あとは入国審査官に同じように責任持って説明してください」

 

と言われました・・ショボーン(苦笑)

各国の渡航条件はコロコロ変わるし

全ての国を把握するのもなかなか大変ですよね。

 

 

 

所要時間はチェックインだけで30〜40分前後。

チェックインの列でも20〜30分並んだので、余裕を持って早めに着いておいて本当に良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【入国審査@ヘルシンキ】

 

 

飛行機を降機して、すぐにセキュリティゲートです。

 

検査を終えると、免税店やBARなどがありました。

北欧という土地柄か、おみやげ屋さんに毛皮が普通に売られていることには驚きました。

 

 

 

 

さて、ドキドキの入国審査。

用意してきた書類を握りしめ、いざカウンターに進みます。

入国審査では堂々と答えないと、怪しまれるとTwitterの皆さんの様子から知っていたので大きく息を吸って進みました。

 

 

 

 

 

入国審査官には以下の質問をされました。

 

・どこの国に行くの?

 オーストリア

 

・目的は?

 パートナーに会うため。

 ここでもあえて「パートナー」と言いました。

 彼氏と言うと書類と整合性が合わなくなるかもと思ったためです。

 

・EUのビザ持ってる?

 持っていない。

 

・何日間?

 20日間

 

・搭乗券持ってる?

 はい。(渡す)

 

 

 

・・・・・・・ポンッヒヨコ

(スタンプを押す音)

 

 

 

 

 

 

Okay, Nextパー

 

 

 

 

・・・・・え?目

終わり・・?目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちこんなに書類用意したんだよお願い

少しは私たちのラブラブな証拠写真とか見てくれてもいいんじゃないっ?ねぇ!!

 

 

 

 

と、内心こんな感じでしたが

無事入国審査を通過しました照れ

 

 

 

私たちがあれだけ不安になって

綿密に用意してきたのは何だったんだと思いつつも

 

結局は成田でのチェックインにかなり役立ったので、無駄ではなかったかなと思います。

きっちり準備してきたから、堂々と自信持って答えられたとも思います。

 

 

 

入国審査後、

スタンバイしてくれていた彼に電話。

 

彼は入国審査で何かあった時のために電話をとって対応できるように万全の状態で待ってくれていました。

 

 

 

 

10時間のフライト中、緊張と不安で全然ちゃんと眠られなかったのも、安心してつい泣いてしまいました。

 

これで、やっと、彼に、会える、、、お願い

 

 

 

 

 

【ウィーン空港に到着】

機窓からウィーンの街を眺めながら

彼に会えるということに変にそわそわしつつも

嬉しくってここでも全然眠れませんでした。

 

空港に到着後、そのままExitに進み荷物をピックアップ。

ヘルシンキからだとシェンゲン域内なので

ウィーンでの特に入国審査はありません。

 

 

荷物を受け取り、いざ到着出口へお願い

 

 

 

出口を出ると彼が満遍の笑みで立っていました。

一瞬時が止まったかのように感じ、

フェンスの端までお互い見つめ合いながら

少し小走りで急ぎました。

 

 

 

そこからはもう全てが喜びに包まれた空間で

言葉も交わさず、ひたすら抱き合っていました。

 

 

気がつくと私はまた泣いていたし

彼も泣いていたし

なぜか周りの人たちが小さく拍手してくれていました。

 

 

そして彼の手元には私が大好きなバラの花束。

 

 

今これを書いていても

あの時の瞬間を思い出して胸がいっぱいになります。

 

 

 

 

 

多くの国際遠距離恋愛をしている方がこの瞬間をいつかいつかと心待ちにしていることを考えるとぎゅーっと苦しくもなります。

 

 

大げさかもしれませんが

私たちはたまたまチャンスを与えられただけ。

 

でもそのチャンスを勇気を出して掴めて良かった。

 

 

 

 

本当にそう思います。

 

 

 

今回の渡航制限は9月30日まで。

年末まで延長されることを祈ってます。本当に。

クリスマスってとても大事な行事なはずだから

延長されるのではないか・・とは目論んでいますが

感染状況が読めないのでこればかりは何とも言えませんね。

 

 

 

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、

今回の渡航の様子が誰かの参考になりますようにヒヨコ

 

 

 

 

 

 

 

 

mena