運転手の勇気 | 障害児と一緒に成長 飲食店 店長中やんのブログ

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30年弱の仕事にピリオドを打ち、起業  障害児の高校生のりちゃんは、いよいよ高校生 日々の雑感を書いています

◎バスの中で言葉の暴力を喰らった


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10歳の息子がある病気を持っており、車いす生活で、
さらに投薬の副作用もあり一見ダルマのような体型。
知能レベルは年齢平均のため、
尚更何かと辛い思いをしてきている。

...
本日、通院日でバスに乗ったとき、
いつも通り車いすの席を運転手が声かけして
空けてくれたんだが、
どうやらそれで立たされた人がムカついたらしく、
ひどい言葉の暴力を喰らった。

・ぶくぶく醜い
・何で税金泥棒のために立たされなきゃならないの
・補助金で贅沢してるくせに
・役に立たないのになんで生かしておくかなあ?



それもこちらに言ってくるのではなく、
雑談のように数人でこそこそ。
それがまだ小さい子連れの母親のグループだった。

息子が気付いて「お母さん降りようか?」
と言ってくれたんだが、
実は耳が聞こえにくいため、
声が大きく発音が不明瞭な息子に
今度は普通の声で「きも!」と言われたよ。


あまりのことに切れて「何か息子の件でご迷惑でも?」
と言ったら、笑いながら
「何か?だってwwうけるwww」と嘲笑された。



さらに「うちは娘だから、
あんなのに目付けられたくない」
「アタマがないからレ●プされても泣き寝入りだもんね~」
とも言われた。


さすがにもう降りようとしたら、
運転手さんがバス停に止まって
「えー、奥さん、ここで降りてください」と言われる始末。


『あーもーいいや、苦情だけ入れて
二度とこの路線使うもんか』と思いながら車いすを外そうとしたら
「あ、お母さんじゃなくて」と私を見て運転手さんが続けた。
「後ろの奥さん方、あなた方が乗ってること自体が
他のお客さんに迷惑ですので、こちらで降りてください」

私ポカーン、息子もポカーン、指された子連れママたちもポカーン。


そしたら後部から「さっさと降りろ!うざいんだよ!」
「食べこぼしは片付けて行きなさいよ!」
「ほらさっさと行きなさい!」との声が聞こえてきた。

さらに降りるときに運転手さんに
「クレーム入れてやる!おぼえとけ!」と言ったら
「はいどうぞ。乗車賃いりませんからさっさと降りてください」
と言われてた。


その人たちが降りてからお礼を言ったら

「迷惑行為排除は私たちの仕事ですから気にしないでください」
と言われてしまい、もう私涙目。

冷たい視線ばかりと思ってたのに、
世の中捨てたもんじゃないと思った



ファイスブックより、シェアした記事です

障害を持つ人を正しく理解されておらず、非常に残念です



大きな勇気は、出せなくても
小さな勇気を、出して助けてあげられるように
なりたいですね

おやじも、この記事を読んでうれしかったです


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