IKEAのレストランはアレルギー対応&ベジタリアンOK!でも不便! | ベジタリアンの妊活・妊娠・出産・子育てブログ(旧天ちゃん生活)

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二人目を出産しました。現在は子育てと三人目の妊活しています。ヴィーガン・ベジタリアンで生活して本当に健康で問題なく子どもが生まれるのか心配な方に、大丈夫でしたよとお伝えしたい。安心して妊活に励んで下さい。

IKEA(イケア)のレストランはアレルギー対応だけでなくベジタリアンもOK

 

夫が突然、ベジ対応していないレストランに行こうと言い出す。

 

珍しく夫が平日休みだったので、

 

夫「たまには外食してもいいんじゃない?天ちゃん(私)こないだコストコに行ってみたいって言ってたから、コストコのレストランに行ってみようよ♪」と言い出しました。

 

は!私はポカンとしてしまいました。何を言いだすのかこの人は、と。

 

ちょっと無謀ですよね?

ベジタリアンだったらご存じかもしれませんが、

 

基本、ベジタリアンが下調べなしに普通の(=ノンベジタリアンの)レストランに入った日には、残念な結果に終わることが多いんです!

 

何が残念かって、

  • ベジタリアン対応のお店かどうか一応確認→もちろん対応してない(想定内)
     
  • ベジ対応していないなら、動物性抜きで対応できるか→動物性って何がありますか?
     
  • 動物性食品(肉・魚介・乳製品・卵・はちみつ等)の説明が必要→調理場に確認してきます
     
  • あっ一応、魚のだしとかマヨも乳製品入ってるから動物性ですよ→エッそこまで
     
  • 最終的に店主が出てきて「すいません、すでに仕込み済みなんで動物性のもの取り除く感じになっちゃうんですけど、それじゃあダメですかね?揚げ油とか動物性のものも一緒に揚げちゃってるけどそれは大丈夫ですか?」みたいな。

 

って、このやりとりがメ・ン・ド・ク・サ・イ

 

だから、気ままにふらっと外食!なんて滅多にしないんです。ヴィーガンのお店行った方が楽ですから。

 

「ベジならフライドポテトとかサラダとか食べてりゃいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、ベジタリアンだって定食とかランチセットみたいな、できればバランスがとれた食事がしたい!

 

 

ホリエモンこと堀江貴文氏が「ヴィーガンを徹底的に潰す」って言ってましたけど。

 

肉食は批判しませんから、

 

ベジに市民権くださいぃぃぃぃい(切実)

 

 

ベジタリアン&アレルギー対応OKなIKEAのレストランに子連れで行く

 

脱線してしまいしたが(^^;)

 

結局、コストコとちょっと似ている?スエーデン発祥の家具量販店『IKEA(イケア)』に行くことになりました。

(※コストコは年会費4,752円を払って会員にならないとお店に入れないそうで、滅多に行かないのも却下理由の一つです。)

 

IKEAには加工してあるスウェーデンフードがお店の一角にあります。そこには、ヴィーガン対応のベジミートボールも販売されており、レストランではその加工食品を使ったメニューが展開されています。

 

レストランにある広いフードコートに入ると、まずおぼんのようなプレートをもち(おぼんが3枚運べる買い物カートもあります)、学食や社員食堂のような流れ作業でおぼんの上にどんどん料理された皿をのせていきます。

 

メインや温かい料理は盛り付け係の店員さんに注文して料理皿を貰います。生ビールや本日のスープの盛り付けはセルフサービス。そして、レジでお会計するシステムです。

 

でもベジタリアンやアレルギーがある方だとちょっと困ることがありました。

 

アレルギー表示がない!(=目視で確認できない)

 

以前、私が行ったIKEA港北にはパンには乳・卵などアレルギー表示がされていたのですが、IKEA立川にはそれがありませんでした。

 

サラダやフルーツには味がついていないのですんなり取れましたが、パンやスープ、メインのおかずやスイーツも、アレルギー表示がないとどれがベジ対応かがわからない!こりゃ不便だわ。

 

どれがいいかわからないから、人の足の流れを止めちゃうんですよね汗

 

で、盛り付け担当の定員さんに「ヴィーガンっていうベジタリアンなのですが、動物性が入ってないものはどれでしょうか?」って聞いたら、

 

店員「あぁはい、わかりました。A対応で~す!」(フロア中に響き渡る)

 

私(えっ。エー対応??)

 

調理場の責任者っぽい人がやってきて、「お待たせしました。何のアレルギーですか?」

 

な、なるほど。A対応ってアレルギー対応の客ってことなんですね。IKEAはベジ対応と言うより、アレルギー対応に重きを置いているようですね。確かに、そちらの方が需要は高い。

 

そして、その人が食品ごとのアレルギー一覧が載った冊子を持って、食べられそうなおかずを一つ一つチェックする作業が始まりました。

 

私は抱っこ紐で赤ちゃん負ぶいながらその作業を待ち、夫と2歳児は後ろでボーっとしながら私が終わるのを待つ。

 

メンドクサイです。

 

でも、その方は常に笑顔で、非常に丁寧に対応してくれました。仕事とはいえ、うん、ありがたい。

 


ヴィーガン・ベジタリアン対応のIKEAレストランメニュー

IKEAのメニューは季節ごとに変わるんですよね。だから定番のベジメニューはないのですが、必ずベジボールが使われている料理が少なくとも一品はあるようです。

 

そのおかずをベースにポテトやサラダ、乳卵なしのパン又はごはん、飲み物で組み合わせればちゃんとした定食になります。

 

ただ、スイーツは乳卵どちらか入ってしまって、ヴィーガン対応がないのが残念です。乳製品や卵OKなラクト・ベジやオボ・ベジ、ノンミートイーター、フィッシュベジタリアンなどは食べられる幅がかなり広がります。

 

添加物は入っているものと全く入っていないものがあり、メープルシロップはよく見ると『メープル入りシロップ』であり、ケチャップは遺伝子組み換えで有名なハインツ製です。

 

そのため、自然派のベジタリアンの場合は、IKEAは合わないのかも?!と思いきや、コーヒーは契約農家の有機のものを使っていたり、子ども向けのオーガニック料理が用意してあったり。IKEAって奥が深い(笑)

 

 

今回食べたIKEAレストランのベジタリアン対応メニュー

 

私たち家族が今回食べたのは、

 

  • ベジボールキーマカレー+パパドのプレート 499円


    出典:http://info.ikea.jp

    仕上げの白いクリームソースは動物性(アレルギー:乳・ゼラチン)のため、白いソース抜きでヴィーガン対応になります。

    注:食べかけです。

    キーマと呼ばれるひき肉は大豆が原材料(大豆ミート)だそうです。カレーはあまりスパイシーではありませんでした。園児は微妙ですが、小学生くらい~なら食べられそうな辛さだと思います。

     
  • ベジボール8個 +リンゴベリージャム+フライドポテトのプレート+ケチャップ 499円


    注:食べかけです💦

    …ベジボールは大豆ではなく、主にひよこ豆が使われています。

    食感はミートボールというよりもファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)です。肉の食感を求めて食べたら肩透かしくらいますが、美味しいですよ。ちょっと濃いのでサラダやポテトに塩気は要りませんでした。

    スエーデンでは、ミートボールにホワイトソース+リンゴベリージャムが欠かせないようですが、IKEAのレストランではヴィーガンはリンゴベリージャムしかディップできず、スエーデンが堪能できませんね。

     
  • グリーンサラダ 199円


    出典:http://info.ikea.jp

    ドレッシング(アレルギー:卵・小麦・大豆・豚・ごま)なしならヴィーガン対応。量が少なく、丼ぶり一杯あっても良い。

     
  • アークティックブレッド 70円


    出典:http://info.ikea.jp

    (アレルギー:小麦)スエーデン風のめちゃめちゃ柔らかいパンです。素朴な味わいでベジボールの良い引き立て役になります。
     
  • その他カットスイカ 159円、きゅうりの浅漬け 150円、とうもろこしのグリル 80円、ノンアルコール缶ビール(サントリーオールフリー)240円、ドリンクバー 60円(IKEAメンバーの平日価格で、通常の半額。)



メンバー割引もあって合計3,953円でした。4人家族ですが実質2.5人前なので、一人当たり1,581円になりました。定食料金で考えるとやや割高ですかね?

 

 

ベジ家族の食べっぷり


 

  • 二歳児はスイカとフライドポテト、とうもろこしを中心に食べ、決してベジボールには手を出さない。ベジボール、警戒していました。飲み物は持参したお茶を飲みました。

 

  • 一歳児はシンプルな柔らかいパンを食べさせようと試みましたが、フライドポテトに興味を示し、手でこねたり少しかじったり。他は落として遊だりして、ほとんど食べず。フォークでも遊んでいました💦(その後、授乳して栄養補給しました。)

 

  • 夫はなんでも食べます。掃除機みたいなモーレツな勢いで(笑) そして「ビールが飲みたい」とつぶやきながら、オールフリー(ノンアルコールビール)を2缶飲んでいました。

                           

  • 妻(私)は子どもたちの食べ残しのフライドポテトやサラダばかりをアリクイのように食べました。(結局、フライドポテトとサラダやん…)

 

でも結構楽しめました♪

 

たまには面倒臭がらずに外食の雰囲気を楽しむのも面白いし、大事かもしれない!と気づきました。

 

ベジが市民権を得るために個人ができることは、ベジタリアンの存在をアピールすることですよね。そういう意味ではA対応のメニュー確認作業も無意味じゃなかったのかなと思います(笑)

 

私ひとりでは何も変わらないと思いますが、「そういう人がいるのね。ふーん。」ってなっただけマシですからね。

 

 

次回予告「IKEAで買ったベジボールやベジ対応の食品について」もう少し詳しく書きます!

 

続く