こんにちわ〜


最近

2本続けて

1人で映画を観に行ったので


旦那が 

非常に不機嫌

めんどくせーめんどくせーめんどくせー


なので

こちらは

仕方なく一緒に観ました



アナログ

建築デザインの会社に勤める
悟(二宮和也)は

ある日
カフェ〈ピアノ〉で
みゆき(波瑠)と出会います
みゆきから
悟の設計した〈ピアノ〉の
こだわった細部を褒めてもらい
それ以来
みゆきの事が
頭から離れません

再び〈ピアノ〉で
みゆきと会った悟は
思い切って
彼女を食事に誘います
別れ際
みゆきの連絡先を聞こうとしますが
なんと彼女は
携帯電話を持っていません

そこで2人は
毎週木曜日の夕方
〈ピアノ〉で会う事になり

2人は
次第に距離を縮めていき

ついに
悟がプロポーズをしようと
〈ピアノ〉で待っていますが
それ以来
みゆきは姿を見せなくなります……


この映画

ドラマや映画はもちろん
日常生活でも
すっかり見慣れてしまった
携帯電話を触るシーンが
ほとんどなくて
韓ドラではマストアイテムなのに

30年くらい前までは
こんな風に
口約束を交わして
その日まで
ひたすら待っていましたよね

本当は
毎日話をしたいし
毎日顔を見たい

それを我慢して
会いたい気持ちを募らせ
心の中で
あれこれシュミレーションをして

それを経てからの
やっと会える喜びは
何にも代え難いものだったな〜と
思い出しました

「会えない時間が愛を育む」なんて
誰かが言っていたような……?


また
最近では
SNSで検索したら
Facebookとか上がってくるので

そんな
何もかもさらけだす人と違って
携帯電話を持ってないみゆきは
悟にとっては別世界の人で
そこに魅力があったのかもしれません

また
悟にもアナログな面があり
デザインを
PCで3D化するのではなく
時間をかけてでも
模型を作るというこだわりがあって

だからこそ
みゆきが携帯を持たない事を
すんなりと
受け入れられたんだと思う


でも現実的に
自分に置き換えて考えると
スマホがないと
困るわ〜💦

人間って
便利さに慣れると
元の不便さに戻れないもの

な〜んて言いつつも
息子には
未だに
携帯電話を持たせていません ← 鬼


そして
肝心なキャストですが

今作は
現代人・ニノも
味わい深かったけれど

悟の友人
高木(桐谷健太)と
山下(浜野謙太)の
ダブル・ケンタが
クソ最高♡

会話が
どう見ても
アドリブでしょって
場面ばかり


しんみりする映画なのに
この3人が集う場面では
あちこちで
笑いが起きていました


私が好きなシーンは
立ち飲みの焼き鳥屋で
高木が馬鹿デカい声で
「こんな、きったない店で。
きったない店で(2回も言うか!)
アホな店員がいて
貧乏な客が、財布の金を
計算しながら焼き鳥を食う…」

おいおい💦
そこにいる
全員をディスってるよ〜って
私、苦笑い


また

3人で
「今すぐ指輪を買いに行こう」となり
2口しか飲んでない生ビールを

高木が
まさかの
一気飲み!

山下も
負けじと飲もうとしたけど
諦めてました

ノンアルだとは思うけど
一気飲みする必要あった?

良い意味で
すごく男気を感じました

今まで
桐谷健太君って
苦手俳優の1人だったので
この映画のお陰で
すっかりイメージが変わり
好きになったかも


そして
号泣必至のシーンでは
急に
あちこちで鼻をすする音

旦那も
ちょこっと泣けたみたいで
私も涙が止まらなかった


原作は
あのビートたけし氏で
こんなピュアな
純愛小説が書けるんだと驚きです

若いコ達には
〈世界のキタノ〉ですが
こんな事やってたって
知らないんだろうな💦

11月公開の最新作も
ぜひ観に行きたいです
最後に……

映画の結末は
きっとこうなるのが
1番ベストな着地だと思うけど

出来れば
もっと違う結末が観たかったです



映画評価
★★★★☆
夫婦割で安く観られたから良かった

《画像お借りしました》