手すり簡単につけられます | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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久しぶりに介護サービス会議が行われました。
最初は不機嫌モードの叔母に、みんなも少し緊張気味でしたが、何とか場の空気も和んで、話し合いは進んでいきます。
続きです。
前回の話はこちら⬇️


まずは福祉器具サービス事務所の方から。


叔母がレンタルしているのは、車椅子、そしてベット傍の手すり、リビングの手すり。


ヘルパーさんの事務所の方が

真顔「ご自身で洗濯物を取り入れたりされることもあるので、ベランダまでの間にも手すりがあった方が安全なのではないかと思うのですが」


🧑🏻‍🦰「並木さん、ベランダまで行く時、手すりがあった方がいいですよね?」


ケアマネさんが、若干、耳の遠い叔母の耳元で確認してくれた。


🧓🏻「だいじょうぶよ。襖に手をついて行くから」


いやいや、それは危ないから滝汗


叔母が手をついていると言った襖は、部屋の間仕切りになっていて、今や古びてもろくなっているから、叔母がよろけて思いっきり手をついたらそのまま穴が空くか、下手をしたら襖ごと向こうに倒れてしまいそう。



みんなが襖が抜けたら大変と慌てる。


口々に危ないからと言うみんなを尻目に、

叔母は

🧓🏻「だって、手すりなんてどこにつけられるのよ、つけられないじゃない」


たしかに、襖の前に得体のしれない機械のようなものが置いてあって、さらに足元が危なっかしい。


🧑🏻‍🦰「その機械はなんですか?使ってます?」


🧓🏻「ああ、それは、ヒーターなんだけど、壊れちゃって使ってないの」


🧑🏻‍🦰「じゃあ、これをどかして手すりをつけましょう」


🧓🏻「でも、それすごく重いのよ、動かせないわ」


するとケアマネさんは福祉器具の担当者を指して


🧑🏻‍🦰「今日は力のある男の人がいますから、この機会に動かしてもらいましょう。そうすればここにちょうど手すりがついて、襖に手をかけなくてもベランダにでることができますよ」


🧓🏻「そう?でも悪いわ。とっても重いのよ」


意外と遠慮深い😅


福祉器具の担当の男性が

👨‍🔧「お安い御用ですよ。僕、力ありますから」


と言ってくれて、叔母もその人をしげしげと見て(力がありそうだと判断したのか😅)


🧓🏻「悪いわね、じゃあ、お願いします」


そして、ケアマネさんたちは、叔母の気がかわると大変とばかりに(笑)、テキパキとそのヒーターと言われた器具をベランダに出して

(でもそれを最終的に処分するのは私だよー、粗大ゴミとして出す時、ベランダから運び出すのは大変なのでは. . . と内心私はうろたえちゃってたけど😭 叔母のためだから仕方ないかぁー)

新しい手すりを手際よく器具をどけた所に襖沿いに取り付けた。

取り付けたと言っても置くだけなんだけどね。あっという間に手すりができて、叔母も目を丸くした。


早速、叔母に具合を確かめてもらい、叔母も

🧓🏻「あら、これなら移動が前より楽ね。

ありがとう」


とご満悦で良かった😊


今の介護用手すりって、置く形になっていて、壁に打ちつける必要もないから、設置も簡単。


手すりをつけた方がいいけど、つけられるかなぁとか、取り付けが面倒だなぁと考えている人は、いろいろなタイプがあって、取り付けも簡単だったりするので、一度相談してみるといいと思う。


介護認定を受けていればケアマネさんに相談すれば手配してくれるし、まだ介護認定がない人は包括センターなどで相談してみるといいですね😊


会議は続きます🙇‍♀️