長きに渡って連載していました「前妻との地獄のような日々」ですが、シリーズ途中ですが休載します。
二度と書かないと思いますが、もしかしたら気まぐれで連載開始する可能性もゼロでは無いので、一応休載としておきます。
シリーズのあとがきにかえて、休載する事にした理由を書いておこうと思います。
休載する事にした理由は幾つかあるのですが、大きな点としては二つです。
まずは一つ目、
「前妻との地獄のような日々」シリーズ記事は、主に長男に真実を知ってもらう為でした。
皆さんにはお伝えしていませんでしたが、実は長らく音信不通になっていた長男から、最近手紙を貰ったのです。
内容はまあ、金の無心（学資保険の戻り）だったのですが、それでも私にとっては大変嬉しい手紙でした。（恐らく前妻が長男に書け書けとしつこく言って、仕方なく書いたとは思いますが、それでも嬉しかったのです）
もしかしたらこれがきっかけになって、長男と再び交流する事が出来るかも知れない。一緒にご飯でも食べに行けるようになるかも知れないと期待に胸を膨らませました。
それと、長男には絶対に言っておきたい事が二つあって、それを伝えようか否か、手紙を貰う数週間前から悩んでいたので、丁度良いタイミングでした。
その言いたい二つの事とは、
１、長男が幸せになる為には、ヒステリックモラハラ親から離れて、独り暮らしをする事。
２、給料は家には入れずに、自分の為だけに使って欲しい事。
の二つでした。
当初、独り暮らしの資金は出してあげようかと思っていましたが、妻と話合った結果、貸すと言う事でまとまりましたので、その旨を伝えました。
そして、長男にはきちんと順を追って説明した方が良いと感じ、シリーズ記事で書いて来たような事を時系列順に箇条書きにして、彼に伝えました。
文中で一番言いたかった事は、当たり前ですが「長男に幸せになって欲しい」と言う事です。その言葉も繰り返し書きましたし、本を読むのが好きな長男なら、私の伝えたい事が分かるだろうと思っていました。
しかし長男には、私の気持ちが全く伝わりませんでした。
金を払うのか否か。
そこしか彼の関心は無いようでした。
そして前妻を庇うような発言や、自分が家に金を入れないと家が回らないとも言っていました。
前妻は長男に、
「あんたのせいで金が無い！」
と私に言うように長男に言っているそうです。
「金がある時に散財したのは前妻のせいだし、そもそも離婚されてしまったのも前妻のモラハラのせいだから、今金が無いのはお前のせいじゃないでしょ」
と言いましたし、
「前妻がダブルワーク、トリプルワークをすれば済む話なんだから、お前が家の事を心配する必要なんて無いでしょ」
とも言いましたが、
長男には全く伝わりませんでした。
「あんたのせいで金が無い」
と言う長男へのモラハラと、
うちはもうお金が無くて、やっていけない。
と言う前妻の自分可哀そうアピールに、長男は完全にやられてしまっているようでした。（５月までしか家計が持たない。もう駄目だと言っているようです）
そもそも、長男の初給与が出る５月までしか、家計がもたないと言うのもおかしな話なのですが、それを指摘する前に、ＬＩＮＥを既読スルーされてしまったので、もうそれ以上言う事が出来なくなってしまいました。（最初から長男の給与をあてにしていたのでしょう）
私は愕然としました。
物事を偏りみない長男が、完全に前妻側の人間になってしまっていました。
元々このシリーズ記事は長男に見せる為に書いていたものです。
恐らく今の長男が私の記事を全読破したとしても、何にも変わらないのだろうと思いました。
そう考えたら急速に、シリーズ記事を書き続ける気力を失いました。
今の妻と出会って離婚するまでの経緯は、妻のブログ「泥棒猫の言い分」でも知る事が出来ますし、同じ内容の記事を書く必要性が無い事も、私の気持ちを後押ししました。
もう一つの理由。
それは、もう前妻の事を考えたくない。と言う事です。
シリーズ記事を書くにあたって、当時の事を詳細に書こうと思えば思う程、嫌な記憶を思い起こさなければなりません。
これが当初から苦痛でした。ただ、自分の心の整理の為にもなると思いながらこれまで書き続けてきましたが、前妻と離婚して二年半が過ぎ、大分心の整理も付いて来ました。
誰かの悪口を言うとスッキリすると勘違いしている人は大勢いますが、実は中傷は、言えば言う程スッキリするどころか、逆に怒りが溜まっていき、もっと悪口を言いたくなるものです。
それは何故か？
何故なら誰かの悪口を言う為には、その時された嫌な事やその時言われた嫌な言葉を思い起こさなければなりません。悪口を言う度に当時の事を思い返し、怨念を再びチャージしてしまっているわけです。
人間には便利な機能が備わっています。
それは忘れると言う機能です。
誰かにされた嫌な事、誰かに言われた嫌な言葉。
これを忘れてスッキリする為には、その事を思い返さない。思い返さない為に悪口を言わない。もうこれしかありません。
そうする事によって、当時の記憶は徐々に薄らぎ、すっかり忘れた時に、やっとスッキリするのです。
私は前妻の事を忘れたい。
彼女と結婚していた２０年という期間に、された嫌な事言われた嫌な言葉を忘れたい。
過去を振り返り、心の整理をする事はとても大切な事です。
しかしいつまでも、捨てて来た過去を振り返り続けるのは、精神衛生上宜しくありません。
前を向いて歩こう。
前だけを向いて、幸せになろう。
そう考えたのです。
ですから、もう過去を振り返る作業であるシリーズ記事を書く事を、まずやめようと思ったわけです。
今後は、ブログジャンルも変更して、今の妻との楽しいやり取りとか、休みの日のファッションとか、そんな他愛のないブログにするつもりです。
ちなみに、前妻が私に送りつけて来た頭のおかしな迷惑メールの数々に関しては、妻に依託しましたので、今後彼女のブログで閲覧する事が出来ると思います。（まとめ記事もすでに作っておきました。→前妻からの迷惑メールまとめ）
離婚直前と離婚当初の迷惑メールは、本当に酷い罵詈雑言だったのでまともに読む事が出来ずに、冒頭だけ読んで相当数削除してしまったのですが、妻と暮らし始めてからのメールは、裁判になった時の資料としてある時から保存しておいたので、それは皆さまに開示する事は出来ると思います。
一つだけ覚えている削除してしまった迷惑メールがあるのですが、良い機会なのでお伝えしておきます。
それは件名が、
件名：あんたは本当に偽善者だよ！
で、本文が、
偽善者
偽善者偽善者偽善者偽善者
で画面一杯を埋め尽くされたものです。
このようなキチガイメールが、一日に何通も送られて来て、あの頃は本当に精神的にまいってしまいました。
まあ、読み応えはあると思いますので、妻がアップするのを楽しみにお待ち下さい。
さて、私のシリーズ記事をこれまで読んで下さった読者の皆さん。これまでどうもありがとうございました。
シリーズ途中ではありますが、感謝の言葉をもって、締めとさせていただきます。
以下に、文中にも貼りましたが、シリーズ記事関連のＵＲＬを参考までに貼っておきます。
シリーズ記事
・「前妻との地獄のような日々」
妻から見た、シリーズ記事
・「泥棒猫の言い分」
前妻から送られて来た迷惑メール