毒親は100%加害者で、自分を正当化する事など決して出来ない。 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 妻のこの記事「虎キチ・泥棒猫、大移動する」のコメント欄で、毒親を擁護する的外れなコメントが付いたので、今回は毒親に対して考察する記事を書くと共に、妻が毒親から受け続けて来た虐待に関しても記したいと思います。

 

 二部構成にする予定です。

 合わせてお読みいただけると、理解がより深まると思われます。

 

 

 

 まず、付いたコメントは次のようなものでした。(一部文章は変えてあります)

 

「自分中心、子供なんて何で生んだんだ。と思う毒親は沢山いる。そもそんな毒親でも愛があると主張するんです。彼女たちはその形でしか愛が表せないんです。親は確実に歳を取ります。その時になって見捨てるのは悲し過ぎませんか?」

 

 毒親を庇うコメントをした者自身が、毒親なのだと思います。

 理由は幾つかあげられますが、本文とは関係無いので省きます。

 

 

 

 まず毒親を庇う必要なんてこれっぽっちもありません

 

虐待された子供は完全なる被害者です。

 

 生まれて来る家庭を選ぶ事が出来ず、小さく独立する力の無い子供が、体も大きく力も強い親から一方的に与えられる暴力。一方的に与えられる罵り。

 人としての尊厳を奪われ続け、子供自身の主張は却下され、己の無能さを日々痛感させられていく。

 自分は生きている価値なんて無い。自分はこの世の中にいてはいけない人間だ。

 子供はいずれそう考えるようになります。

 

 

 

 私は程度は低いとは思いますが、毒親でした。

 長男には暴力も振るいましたし、前妻と一緒に罵った事もあります。

 

 

 

 前妻と共依存だった。

 前妻の暴力から守る為に仕方なくやった。

 抱きしめたりキスをしたり、愛情はかけた。

 一緒にゲームをしたり遊んでやった。

 前妻から庇ってやった。

 

 

 

 自己正当化する言葉を並べてみましたが、それでも子供に自分のした行為を分かってくれとは言いません。

 彼が私の事を毒親だと認識しているか否かは分かりませんが、今の私に出来る事はとにかく謝る事だけです。

 そして歩み寄る努力をする事、彼がそれを受け入れてくれるのであれば、彼の功績を認め褒め、彼の尊厳を守っていく事。ただ、それだけです。

 

 

 

毒親が子供に出来る事は、ただ謝罪する事だけです。

そして子供がそれを受け入れたら、これまで奪い続けた子供の尊厳を回復し守ってやる事だけなのです。

 

 

 

毒親は100%加害者です。

いかなる理由があってもです。

 

 

 

 あなたも想像したら分かります。

 イメージして下さい。

 本来自分の事を愛してくれる存在。大切にしてくれる存在。頼るしか無い存在。

 そんな存在である親から虐待を受ける。

 

 自分よりも、倍くらい体が大きく力も強い親に、常に暴力で支配され、こちらの意見は何一つ受け入れられず、

「お前は駄目な奴だ」。

「お前は無能だ」。

 と言われ続けます。

 

 

 小さな反抗でもしようものなら、突然頭を強く殴られます。

 そんな事を繰り返していくうちに、小さな反抗すらもしなくなります。

 いえ、殴られるのが怖くて出来なくなります。

 

 

 ここから出たい。逃げ出したい。

 でもあなたはまだ小さく、独立するだけの力も金もありません。

 絶望的になりませんか?

 生きているのが嫌になりませんか?

 自分には何の価値も無いと思いませんか?

 

 

 

 毒親はこんな気持ちを、無力な子供に日々味あわせているのです。

 日々その子の尊厳を奪い続けているのです。

 

 そりゃ親には親の言い分もあるでしょう。

 でも子供を生むと決断したのはあなたです。

 子供を生むと決意したあなたには、子供を育てるという責任が生じるのです。

 子供を愛するという責任が生じるのです。

 その果たすべき責任は、あなたの小さな都合で反故に出来るものでは無いのです。

 

 故に、親に何らかの言い分があったとしても、それを子供に分かってくれと言って言い類の物では無いのです。

 

 

 

 毒親が子供に出来る事は、ただ謝罪する事だけです。

 そして子供がそれを受け入れたら、これまで奪い続けた子供の尊厳を回復し守ってやる事だけなのです。

 

 

 

 しかし妻は、そんな毒親に歩み寄る努力をしたのです。

 彼女は立派な行動を取りました。

 しかし彼女の母親は、彼女の行為を退けました。

 妻の名誉の為に、私から見た彼女と母親のやり取りを次に書きます。

 

 

 

 

 

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