長い長い中学校生活が終わった😁



みんな群馬県の高校を受験する中、俺は栃木県の高校を受験した。
どうしても足利に帰りたかったのだ。
心を開ける友達が数人できた、それだけでもう十分だった。

足利市と邑楽町は隣町なのに、県が違うため全く雰囲気も違う🤔
不思議と人間性も全く違うのだ。

邑楽町民は良くも悪くもズケズケと物を言う。
対して足利市民は笑顔で接するが腹の中は違う。
例えるなら邑楽町民が大阪人で、足利市民は京都人。そんな表現がぴったりだ。


分かりやすく言うなら・・・

テスト前に「昨日勉強した?」と聞くと

邑楽町民は「当たり前だろ、テスト前だぞ。」と返ってくる。
足利市民は「昨日寝ちゃったよ、やべーよ。」と返ってくる。


同業の社長が「仕事忙しそうですね?」と聞くと

群馬県民は「忙しいよ!手伝ってくれるか?」と返ってくる。
栃木県民は「いやいや暇だよ。今だけだよ。」と返ってくる。

本当に県境に検問所でもあるのか?ってぐらい人間性が違う。
足利の人間はあまりストレートに物を言わない。
ズケズケと俺の中に入ってくる邑楽町民の人間性がちょっと苦手だった💧

そんな邑楽を脱出するために勉強して勉強して勉強した。

スベリ止めで受けた2校の私立の特進コースは1番上の特待で受かっていた。

本命の「足利高校」は受験が終わった瞬間に合格を確信した。


そして俺は春から生まれ故郷の足利に帰ることになった🌸


しかし、この受験を最後に俺は一切の勉強を止め、転落の人生を送るのだった・・・