教育各論・4 中学定期試験
教育各論
中学生向けのテストが簡単すぎる。
こういうと、成績悪い人はむかつくだろうが、本当に困る。
これでは上位の成績の人は、みんなほとんど満点を採ってしまう。これにより、どういうことが起きるか。
1 他人の不幸を望むようになる。
ほとんどみんな満点なのだ。もっと難しい問題が出てくれれば、それを解くことによって成績を上げようという積極的な心が育つ。ところが、上位陣み んなが満点近く採るということでは、成績が上がるためには、自分より上の成績の人が馬鹿な間違いをしてくれない限りだめだということになる。
2 合計点での競争が不公平
はっきり言えば、自分が得意な科目が難しい人間が得をする。
甲さんと乙さんの英語の実力において、甲さんが断然上だとしよう。しかし、それでも中学の英語のテストなど少し真面目な人なら満点採れるので、甲も乙も100点だ。100点以上は採れないのだから、ここでは差がつかない。
理科の第1分野や数学などは難しい問題を出すと差がつく。
仮に
甲 数学98、英語100、国語96、理科96、社会99
乙 数学89、英語100、国語97、理科98、社会100
乙が暗記物が得意で、理科の範囲が第2分野だった場合を考えて、ありそうな想定をした。合計点では甲の勝ちだが、その評価が妥当とも思わない。
ちなみに、わが塾の生徒は難しい業者テストなどを受けると、数学と社会は平均点より偏差値で10以上上回る。ところが、学校のテストだと、直前に 先生からもらったプリントを暗記すると、私から習っている習っていないに拘わらず、みんな100点や99点がウジャウジャ。別に学校の成績のためだけに塾 をやっているわけではないとは言え、これでは私の価値がわかりくくて個人的にも残念である。
3 不注意の失敗が響きすぎる。
具体例で言おう。
昨年、わが塾の成績良い生徒が、「記号で答えよ」とあるのに、言葉そのものを書いて、そこの大問の中が全部×にされた。
そして、他の問題も簡単だから挽回のしようがなく、成績が突然急降下。
この事情は、私にはわかるが、たとえば高校に送られる資料に、「註 ここで成績が下がったのはこれこれの事情で英語の点が18点減点されたためであり、実質的に成績をつければ、この時も学年×位であった」などと書かれるわけではない。
もちろん、不注意だって、なくした方が良く、「甘い」「もっと気をつけろ」「世の中に出てもやり直しが効かない勝負はたくさんある」と言うのは簡単だ。
しかし、それにしても、私はある程度努力と結果が相関性を持つように出題者側、採点者側も考えるべきだと思う。
私が塾で行うテストは、同じ種類のミスでの減点は重ねないことにしている。
たとえば、上記の例で18点分あるならば、私なら記号で答えなかったことをもって合計3,4点引き、15,6点は与える。
こんなことで18点も引いたら、この生徒が仮に「このミスをしない代わりに毎日の勉強時間を半分にした」という状態の方が成績が良くなってしまう。そんなことがあってはいけない。
高校の数学テストでは、次のような形になっているが、中学でも同じようにしてほしい。
最初に公式さえ知っていれば応用力が全くなくてもできる問題が30点分くらい出る。次に、応用力は必要だが、学校で与えられた問題集の「発展問 題」以外を全部理解すればできる問題が50点分くらい出る。最後に20点分くらい、成績上位の人にしか歯が立たない問題が出て、上位の人は、ここで完全答 ではなくても、どこまで挑戦したかで差がつく。
*わが高田高校の物理は難しすぎ。大問が4つだったが、1問目から難しかった。私が完全答できるのはせいぜい1問、後は関係ある公式を書いたり、いろいろな力の向きを図示して、必死に部分点をかき集めたものである。
私の最高点は2学期中間テストの48点、最低は14点。50点満点ではなく、100点満点のテストである。
ちなみに、リクエストにより、6月からこんな私が物理を教えることになった。
生徒には私の高校時代の成績のことも伝えてある。
オタクのコーナー
日本テレビ・フォトジェニックを選ぶための「アイドルの穴」という企画で、「ラスト・デカパイ」小泉麻耶さんが、いつも出題用紙などをGカップの胸にはさんで、そこから取り出している。
せっかくだから、もう少し司会が突っ込みを入れてほしいし、テレビカメラももっと寄ってほしい。
毎週1人が落ちてしまう。先日、妹系アイドル、希月樹衣さんが、落選。
残念であるが、思うに、希月樹衣さんにしても、あるいは桜川姫子さんにしても、妹キャラで売っている割にはそれほど妹っぽくないのである。
事務所も、適当にキャラを割り振って、「誰かが売れれば良いな」くらいに考えているのではないか。
私が事務所側ならば、①背が低い②たれ目③鼻声の人を妹キャラで売り出す。
ちなみに小倉優子さんは②③を満たすが、背が高いのが残念。
中学生向けのテストが簡単すぎる。
こういうと、成績悪い人はむかつくだろうが、本当に困る。
これでは上位の成績の人は、みんなほとんど満点を採ってしまう。これにより、どういうことが起きるか。
1 他人の不幸を望むようになる。
ほとんどみんな満点なのだ。もっと難しい問題が出てくれれば、それを解くことによって成績を上げようという積極的な心が育つ。ところが、上位陣み んなが満点近く採るということでは、成績が上がるためには、自分より上の成績の人が馬鹿な間違いをしてくれない限りだめだということになる。
2 合計点での競争が不公平
はっきり言えば、自分が得意な科目が難しい人間が得をする。
甲さんと乙さんの英語の実力において、甲さんが断然上だとしよう。しかし、それでも中学の英語のテストなど少し真面目な人なら満点採れるので、甲も乙も100点だ。100点以上は採れないのだから、ここでは差がつかない。
理科の第1分野や数学などは難しい問題を出すと差がつく。
仮に
甲 数学98、英語100、国語96、理科96、社会99
乙 数学89、英語100、国語97、理科98、社会100
乙が暗記物が得意で、理科の範囲が第2分野だった場合を考えて、ありそうな想定をした。合計点では甲の勝ちだが、その評価が妥当とも思わない。
ちなみに、わが塾の生徒は難しい業者テストなどを受けると、数学と社会は平均点より偏差値で10以上上回る。ところが、学校のテストだと、直前に 先生からもらったプリントを暗記すると、私から習っている習っていないに拘わらず、みんな100点や99点がウジャウジャ。別に学校の成績のためだけに塾 をやっているわけではないとは言え、これでは私の価値がわかりくくて個人的にも残念である。
3 不注意の失敗が響きすぎる。
具体例で言おう。
昨年、わが塾の成績良い生徒が、「記号で答えよ」とあるのに、言葉そのものを書いて、そこの大問の中が全部×にされた。
そして、他の問題も簡単だから挽回のしようがなく、成績が突然急降下。
この事情は、私にはわかるが、たとえば高校に送られる資料に、「註 ここで成績が下がったのはこれこれの事情で英語の点が18点減点されたためであり、実質的に成績をつければ、この時も学年×位であった」などと書かれるわけではない。
もちろん、不注意だって、なくした方が良く、「甘い」「もっと気をつけろ」「世の中に出てもやり直しが効かない勝負はたくさんある」と言うのは簡単だ。
しかし、それにしても、私はある程度努力と結果が相関性を持つように出題者側、採点者側も考えるべきだと思う。
私が塾で行うテストは、同じ種類のミスでの減点は重ねないことにしている。
たとえば、上記の例で18点分あるならば、私なら記号で答えなかったことをもって合計3,4点引き、15,6点は与える。
こんなことで18点も引いたら、この生徒が仮に「このミスをしない代わりに毎日の勉強時間を半分にした」という状態の方が成績が良くなってしまう。そんなことがあってはいけない。
高校の数学テストでは、次のような形になっているが、中学でも同じようにしてほしい。
最初に公式さえ知っていれば応用力が全くなくてもできる問題が30点分くらい出る。次に、応用力は必要だが、学校で与えられた問題集の「発展問 題」以外を全部理解すればできる問題が50点分くらい出る。最後に20点分くらい、成績上位の人にしか歯が立たない問題が出て、上位の人は、ここで完全答 ではなくても、どこまで挑戦したかで差がつく。
*わが高田高校の物理は難しすぎ。大問が4つだったが、1問目から難しかった。私が完全答できるのはせいぜい1問、後は関係ある公式を書いたり、いろいろな力の向きを図示して、必死に部分点をかき集めたものである。
私の最高点は2学期中間テストの48点、最低は14点。50点満点ではなく、100点満点のテストである。
ちなみに、リクエストにより、6月からこんな私が物理を教えることになった。
生徒には私の高校時代の成績のことも伝えてある。
オタクのコーナー
日本テレビ・フォトジェニックを選ぶための「アイドルの穴」という企画で、「ラスト・デカパイ」小泉麻耶さんが、いつも出題用紙などをGカップの胸にはさんで、そこから取り出している。
せっかくだから、もう少し司会が突っ込みを入れてほしいし、テレビカメラももっと寄ってほしい。
毎週1人が落ちてしまう。先日、妹系アイドル、希月樹衣さんが、落選。
残念であるが、思うに、希月樹衣さんにしても、あるいは桜川姫子さんにしても、妹キャラで売っている割にはそれほど妹っぽくないのである。
事務所も、適当にキャラを割り振って、「誰かが売れれば良いな」くらいに考えているのではないか。
私が事務所側ならば、①背が低い②たれ目③鼻声の人を妹キャラで売り出す。
ちなみに小倉優子さんは②③を満たすが、背が高いのが残念。