小選挙区制をつぶせ・4+白身魚フライ
小選挙区制をつぶせ・4
小選挙区制に賛成な人の言い分として、「中選挙区制の場合、同士討ちが起きる」というものがあります。
つまり、中選挙区制だと1つの選挙区から5人くらい当選しますので、同じ政党から候補がたくさん出るというわけです。
芸能界で言う「キャラがかぶる」という奴ですね。
たとえれば妹系アイドル同士、あるいはセクシータレント同士がオーディションでぶつかるわけです。
これは大変ではないか、と小選挙区制賛成派は言うのです。
前回↓は主に「同士討ちが悪いことか」という観点から反論しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1041224019&owner_id=2663509
私は同じカレーでも、甘口・辛口・中辛を選べる方が良い、同じ政党の中でもいろいろ選べるのはむしろ中選挙区制の良い点だと思っています。
今回は、反論の2です。
反論2
どっちみち同士討ちは起こる・・・しかも小選挙区制では同士討ちが陰で起こる。
小選挙区制とは、1人だけが当選する仕組みです。
オーディションで1人だけ合格ということです。
そうすると、タレント事務所も1人しか送り込んできません。同士討ちはないようです。
ただし、「本番では」という条件がつきます。
どの番組も出たいタレントがたくさんいます。
どの選挙区にも、出たい政治志望者がたくさんいます。
「私をオーディションに出して」と浜田翔子さんや折原みかさんが言うと、事務所は、「だめだ。あんたではオーディションに勝てない。小倉優子を出す」
選挙本番に出るのが、各政党1人でも、その1人を誰にするかという争いがあります。オーディションに誰が出るか、という問題です。
ここは国民が見ていないところで、事務所とか政党が勝手に決めてしまうわけです。
選挙本番は、公職選挙法という法律を守る必要があります。買収をしてばれれば当選は無効、牢屋行き、数年選挙に出る権利もなくなります。
しかし、選挙前に、「誰をこの政党から出すか」という争いは選挙ではありません。
はっきり言えば、買収しようが、色仕掛けで行こうが合法です。
小泉総理は、郵政民営化に反対した人を自民党の公認から外し、今まで聞いたこともない人を連れてきて、公認しました。何しろ小選挙区制では国民が決める前に党が代表選手を決めてしまうのです。
党の実力者の言いなりになる、金魚のフン、茶坊主、コバンザメが増えるわけです。
自民党が元々郵政民営化のみをシングルイシューとして目標にする政党ならば、「これに反対なら出て行け」というのはわかりますが、別に自民党というのは、郵政民営化を本質とする政党ではありません。
私の選挙区ですと、長年自民党のために頑張ってきた小林こうきさんは、郵政民営化で小泉総理に歯向かったのが運の尽き、自民党から追い出されました。
そして、日本新党から初当選して散々自民党の悪口を言っていたはずの小池百合子さんがいつの間にか自民党にいて、挙句の果ては自民党の有力な総裁候補になっています。
また、民主党側は、江端さんとか言う人がどこからか出てきました。地味な人だなあ。もっと厚かましくないと厚かましい小池百合子に勝てないぞ。
私は自治体の選挙で上位の成績をあげている人を2,3人頭に浮かべ、この中から誰かが公認されるものだと思っていました。失礼ながら、江端さんよりは、自治体選挙で上位の成績をとった人の方がたくさん票を取れると思います。が、どうせ私たち住民が決める前に民主党が決めることですから。
皆さんが小選挙区で立候補するなら、選挙区の有権者に対するアピールだけでなく、政党の実力者へのアピールが重要です。
一生懸命活動しても、どこからかタレントを連れてくるかも知れないですし、「党が独自にやった世論調査では、君では勝てないという結果が出た」(多分、この手口が今後は増えるでしょう)と、わけのわからない世論調査の結果を理由に使われて、スタートラインにすらつけなくなるかも知れません。
大体、いつも思うのですが、世論調査っていつ何時にやっているんですかね。夜帰ってくる人に世論調査されることってあるのですか?よく知りませんが多分昼間に固定電話に出てくれる人の限られた意見なんじゃないでしょうか。
前にも述べたたとえの続き。中選挙区レストランでは、国民はカレーかラーメンかを選ぶだけでなく、甘口カレーか辛口か中辛か、ラーメンも塩味、味噌味、とんこつ味、醤油味を選べます。
小選挙区レストランでも同士討ちはあります。レストランの裏側で甘口カレーと辛口と中辛が、塩味ラーメンと味噌味ととんこつ味と醤油味が大喧嘩しています。
ラーメン党が勝手に「国民に人気あるのはとんこつ味」、カレー党が「手堅く中辛でいくか」と決めてしまうのです。
まとめ
小選挙区制にも同士討ちはある。
しかも、それは国民に見えない密室で行われている。
ある程度実力ある人に複数出てもらい、その中で国民が自由に選べる方が健全である。
食べ物のコーナー
「白身魚フライ」って何者なのだ?
大好きなのり弁当の中の主役で、お世話になっているが、名を名乗れ。
アジフライとか、ホッケ塩焼きとか、鮭フライと、普通は名乗りをあげている。
「白身魚」とはいい加減な。
名乗ると困ることでもあるのか。
それとも覆面レスラー気取りか。
小選挙区制に賛成な人の言い分として、「中選挙区制の場合、同士討ちが起きる」というものがあります。
つまり、中選挙区制だと1つの選挙区から5人くらい当選しますので、同じ政党から候補がたくさん出るというわけです。
芸能界で言う「キャラがかぶる」という奴ですね。
たとえれば妹系アイドル同士、あるいはセクシータレント同士がオーディションでぶつかるわけです。
これは大変ではないか、と小選挙区制賛成派は言うのです。
前回↓は主に「同士討ちが悪いことか」という観点から反論しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1041224019&owner_id=2663509
私は同じカレーでも、甘口・辛口・中辛を選べる方が良い、同じ政党の中でもいろいろ選べるのはむしろ中選挙区制の良い点だと思っています。
今回は、反論の2です。
反論2
どっちみち同士討ちは起こる・・・しかも小選挙区制では同士討ちが陰で起こる。
小選挙区制とは、1人だけが当選する仕組みです。
オーディションで1人だけ合格ということです。
そうすると、タレント事務所も1人しか送り込んできません。同士討ちはないようです。
ただし、「本番では」という条件がつきます。
どの番組も出たいタレントがたくさんいます。
どの選挙区にも、出たい政治志望者がたくさんいます。
「私をオーディションに出して」と浜田翔子さんや折原みかさんが言うと、事務所は、「だめだ。あんたではオーディションに勝てない。小倉優子を出す」
選挙本番に出るのが、各政党1人でも、その1人を誰にするかという争いがあります。オーディションに誰が出るか、という問題です。
ここは国民が見ていないところで、事務所とか政党が勝手に決めてしまうわけです。
選挙本番は、公職選挙法という法律を守る必要があります。買収をしてばれれば当選は無効、牢屋行き、数年選挙に出る権利もなくなります。
しかし、選挙前に、「誰をこの政党から出すか」という争いは選挙ではありません。
はっきり言えば、買収しようが、色仕掛けで行こうが合法です。
小泉総理は、郵政民営化に反対した人を自民党の公認から外し、今まで聞いたこともない人を連れてきて、公認しました。何しろ小選挙区制では国民が決める前に党が代表選手を決めてしまうのです。
党の実力者の言いなりになる、金魚のフン、茶坊主、コバンザメが増えるわけです。
自民党が元々郵政民営化のみをシングルイシューとして目標にする政党ならば、「これに反対なら出て行け」というのはわかりますが、別に自民党というのは、郵政民営化を本質とする政党ではありません。
私の選挙区ですと、長年自民党のために頑張ってきた小林こうきさんは、郵政民営化で小泉総理に歯向かったのが運の尽き、自民党から追い出されました。
そして、日本新党から初当選して散々自民党の悪口を言っていたはずの小池百合子さんがいつの間にか自民党にいて、挙句の果ては自民党の有力な総裁候補になっています。
また、民主党側は、江端さんとか言う人がどこからか出てきました。地味な人だなあ。もっと厚かましくないと厚かましい小池百合子に勝てないぞ。
私は自治体の選挙で上位の成績をあげている人を2,3人頭に浮かべ、この中から誰かが公認されるものだと思っていました。失礼ながら、江端さんよりは、自治体選挙で上位の成績をとった人の方がたくさん票を取れると思います。が、どうせ私たち住民が決める前に民主党が決めることですから。
皆さんが小選挙区で立候補するなら、選挙区の有権者に対するアピールだけでなく、政党の実力者へのアピールが重要です。
一生懸命活動しても、どこからかタレントを連れてくるかも知れないですし、「党が独自にやった世論調査では、君では勝てないという結果が出た」(多分、この手口が今後は増えるでしょう)と、わけのわからない世論調査の結果を理由に使われて、スタートラインにすらつけなくなるかも知れません。
大体、いつも思うのですが、世論調査っていつ何時にやっているんですかね。夜帰ってくる人に世論調査されることってあるのですか?よく知りませんが多分昼間に固定電話に出てくれる人の限られた意見なんじゃないでしょうか。
前にも述べたたとえの続き。中選挙区レストランでは、国民はカレーかラーメンかを選ぶだけでなく、甘口カレーか辛口か中辛か、ラーメンも塩味、味噌味、とんこつ味、醤油味を選べます。
小選挙区レストランでも同士討ちはあります。レストランの裏側で甘口カレーと辛口と中辛が、塩味ラーメンと味噌味ととんこつ味と醤油味が大喧嘩しています。
ラーメン党が勝手に「国民に人気あるのはとんこつ味」、カレー党が「手堅く中辛でいくか」と決めてしまうのです。
まとめ
小選挙区制にも同士討ちはある。
しかも、それは国民に見えない密室で行われている。
ある程度実力ある人に複数出てもらい、その中で国民が自由に選べる方が健全である。
食べ物のコーナー
「白身魚フライ」って何者なのだ?
大好きなのり弁当の中の主役で、お世話になっているが、名を名乗れ。
アジフライとか、ホッケ塩焼きとか、鮭フライと、普通は名乗りをあげている。
「白身魚」とはいい加減な。
名乗ると困ることでもあるのか。
それとも覆面レスラー気取りか。