どぉも、と言ったらタビジュンです。
ちら
親子、オシュまで行くらしい。
聞くと、乗せてくれるみたい。
まさかの食堂ヒッチ
今までと比べると小さめのトラック。
そこに3人。大丈夫だと
では、お言葉に甘えて。
さ、さ、荷物を後ろに突っ込み
出発しましょうかね。
お願いしまーす、これで4台目ですからね。
もう、流石に無いでしょ。
お父さんの名前がチンギス
子供の名前がベソタン。
チンギスは無口だけど優しい雰囲気のお父さん。
車に詳しく、通る車の車種全て答えてた。一回だけ、遠くのセレナをステップワゴンと間違ってたが、気づかないふりをした。
ベソタンは、懐くまで笑ってくれなかった。なので、最初はませた感じがしたが、仲良くなると普通の子供だった。
言葉は通じないが、時間が経つと意思の疎通が出来てる感じがするから、不思議だ。
今までで1番、居心地がいい。
お父さんの気弱さと、子供連れからくる安心感だろうか。
絶景を見ると、写真撮るか聞いてくるお父さん、ゲル(遊牧民の家)を見てると、写真を撮るか聞いてくるお父さん。
うん、いいよ。ありがとう
ベソタンは俺のカメラを見ながら笑ってる。
ミャンマーの動物園の写真を見て笑ってた。
カメラが楽しいみたい。
ベソタン撮影
ベソタン撮影
和気あいあいの、なんとまぁ順調なこと。
と思ったらお父さんが、何もリアクションをしなくなった。
辛そうだ。
しばらくし、食堂による
お腹がキリキリ痛むらしい。
ここでも、神様発揮である。
ご飯を食べることに。
中国の元しかないのだが、渡す。ご飯ぐらいは奢らしてくれと。
受け取らない。ので無理して渡すとベソタンにあげてた。まぁいいか
ベソタンはiPod touchで、ゲームTenple Runに夢中だ。
もっとゲームいっぱい取っときゃよかった。
ずっとやってた。
モバイルバッテリーが、あってよかったよ。
3時間程、休憩し走り出す。
少しお腹はマシになったらしい。
運転代わろうかと本気で思ったよ。
もう真っ暗だ
途中、雨が強くなる。
それ以外は順調だ。ベソタンは眠たそうだが、頑張って起きてる。
将来はベソタンも運転手になる予定で、寝るなって言われてるのかな、頑張って起きてた。
お父さん寝てないかチェックもしてた。
でも、寝ちゃったけどね。
すると、急ハンドルの急ブレーキ!!
何事かと思ったら、激しい雨で土砂が崩れてたのを、避けたらしい。
事故がなくてよかったよ。
今の俺、ついてないからね。
そして、2:00amやっと、やっとオシュに到着。
ふぅ
キルギスのボーダーからタクシーだと5時間て聞いてたが、34時間かかった。旅人最長記録じゃないかな
弾丸の勢いは何処へやら…
この時間でも、オシュからビシュケク行はあるのかな?
お父さんが行くなら乗り場まで送ろうかと聞いてきた。
疲れてたし、このまま親子はきっと家に帰る。
あわよくば泊めてもらえると思い、打算的に明日に出るよと答えた。
お父さんはOKと言った
車内泊だった。
打算的な男、タビジュンに制裁を。
おりゃおりゃおりゃ♡
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センターラインが急所だよ