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本日から再び山陽旅行記の続きです。


尼崎競艇で今回の旅が“凶”であることを再認識した後。
天保銭日乗-お初天神
後輩“まこ平”手製の旅の御神籤に従い、本物の御神籤を引くため、宿の近くにありました梅田のお初天神さんへ。


こちらは露天神社というのが本来の名称なのですが、近松門左衛門の人形浄瑠璃『曽根崎心中』の舞台としてその名を知られている神社さんでして。


作中のヒロイン・遊女「お初」を名をとってお初天神の通称で親しまれているそうです。
天保銭日乗-お初天神境内
元々、菅原道真公が大宰府に配流された際、この地に立ち寄り「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」と詠んだのがこの神社の由来だそうですが、境内には曽根崎心中の碑や「お初徳兵衛」のブロンズ像もあり、曽根崎心中一色といった感じ。


お初さんの霊験なのかこちらの神社さん、天神様なのですが、学業より色恋にご利益のある神社として有名なようです。
天保銭日乗-お初天神御神籤
後輩手製の御神籤には、「本物のおみくじをひきなさい」の御神託と一緒に100円玉も1枚入っておりまして・・・丁寧なことです。


せっかくですので、餞別にいただいた100円玉で御神籤を引いてみることに。


・・・末吉。


まあ、大人しくしていなさいということのようで、当然「旅行」に関しても「止めた方がよいでしょう。」とにべもなく。


後輩の御神籤の正しさが証明されてしまいました。


こういう御神籤はその場で結んできてしまえばいいのですが、そこは活字中毒の天保銭。


引いた御神籤の内容は全て熟読しないと気が済まない性質でして。


持ち帰ってきてしまうのですが、持ち帰ってしまうとなかなか捨てられないもの。


実家でどんど焼きが行われる日まで、こうして引いた御神籤は溜まっていってしまうのです。
天保銭日乗-法華クラブ大阪
今回の旅行の最初の宿はお初天神さんのすぐ北にあります「ホテル法華クラブ」さん。


駅まで近く、設備も必要十分で、最上階に展望風呂があるという天保銭の重視する項目は全てクリアしているホテルだったのですが、やはり“凶”状持ちでございました。


近くに天神さんがあって、ホテルの名前も“法華”。


よく調べもせず、てっきり寺町みたいなところにあるのかと思い込んでいたのですよね。
天保銭日乗-法華クラブ大阪前の通り
着いてみるとホテルの前の通りには、その手の無料案内所が乱立。


着いたときはまだ日も高かったので人通りもまばらでしたが、これが夜になると・・・う~む、そういう地域だったとは。


おっさん独りでは、逆の意味で歩きにくい街でございました。



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