ごきげんよう。
幼少期の育成環境の悪さや、虐待などは子供の脳の成長にダメージを与えるそうです。私が以前、務めていたバイト先にある女性が入って来ました。その人は聞かれもしないのに、自分の複雑な生い立ちや、現在の異性関係、性生活などを皆の前で、何の躊躇も無く、ペラペラと喋りました。恐らく、その人が育った家庭では、自分の秘密を持てない環境だったか、もしくは明け透けな環境だったのかも知れません。またその人の仕事の能力はかなり低かったです。その人の仕事としては商品が詰まった箱を20段を1組としてまとめるというものでした。私はその隣で、他の仕事をしていましたが、その人がやっている仕事も以前はしていたので出来ました。その人はいつもなぜか、商品を19段しか積まない癖がありました。そうすると後でトラブルになります。私は目視で20段が分かるので、自分の仕事をしつつ、違う時には教えてあげていました。ただあまりにも酷いので、上の方に報告をしたら、不本意ながら、私が面倒を見るように言われてしまい、『なんでや!』と思いました。それからも、その人の仕事をチェックしていると、『オッ。今度は大丈夫。20段になった。』と、ホッとしていると、その人はおもむろに1段外して19段にしてしまったり、逆に1段増やして21段にしたりするのです。それこそ『なんでや!』という心境で、私には全く理解不能でした。私は段々とその人の事が嫌になって来て、敬遠して冷たい態度を取るようになりました。しかし、その人は全く意に介さないようで、普通に接してくるのもまた不思議でした。後に、育成環境による脳への影響を知り、おそらくその人はそれに該当するのだろうと思いました。また近年になり、刑務所に服役している人を調べた結果、軽度の知的障害にあたる人の存在が少なからず、認められたそうです。おそらく、それらの人はその障害故に、悪い人に利用されて罪を犯してしまった可能性が高いと言われていました。そう言えば、私が小学生の頃にも、少し変わった子(今思えば知的障害児と思われる。)は周りの悪い子からそそのかされたり、命令されたりしていた記憶があります。こと、私の母親も家庭環境に恵まれなかったので、脳ないし、情緒の育成に問題があったのだと思います。母親の情緒不安や、心無い言動は、私の心を深く傷付けました。それが結局、毒親の所以なんだと思います。ただ、現在の私はこの母親を、この状態を、今更どうこうしようという思いは全くありません。まず、自分の経験からして、自分が幸せな時には、自分の中での毒親の比率が自然と下がります。楽しい気分に水を差すが如く、わざわざ、自ら不快な気分を味わいたくないからです。なので、例え親と言えども人は人、私は私で自分の人生を充実させて、大切に生きて行きたいと思っています。今、アセンション が加速している地球に同調するには軽やかなエネルギーが良いそうです。なので、心を暗くしたり、重くする事柄にわざわざ自らのエネルギーを投じる必要は無いと思っています。
それではごきげんよう。