17年前の震災の日だと思いだした σ( ̄、 ̄=)
震災のあった朝 出勤前
1歳の少年Aとまだ赤ちゃんの
少女Sを抱いて燃える市街地を
テレビで見ていた> ( ̄_ ̄|||)
炎に襲われ消えていく
自宅を泣きながら
見ている被災者の姿が
今も心に残っている (´・_・`)
明石海峡を震源とする
マグニチュード7.3の
兵庫県南部地震φ(.. )
起ったのは1995年
平成7年だね d( ̄  ̄)
1月17日午前5時46分
被害は広域で兵庫県
大阪府 京都府が
大きな被害を受けた
震源に近い神戸市の地区は
東灘区 灘区 中央区
兵庫区 長田区 須磨区
被害は大きく報道の映像は
日本中に大きな衝撃を与えたね ヾ( ̄o ̄;)死者6434名
負傷者 43792名
全壊家屋104906棟
半壊まで入れると249180棟
約46万世帯に及んだね
未だ行方不明の方が3人いる( ̄ω ̄;)
被災者の死因の80%は
家屋の下敷きになった圧死 ( ̄_ ̄ i)
殆どが即死だったらしい
即死には何分以内という
明確な定義はないようだけど
阪神淡路震災の場合は
倒壊から15分以内の死亡を
即死として統計している d( ̄  ̄)
そして火災 (-。-;)
全焼した家屋は7036棟
焼けて壊れた家は7574棟
燃えうつった家屋は8969世帯
それ以外にも道路 橋梁 河川
崖崩れ 被害は10兆円規模に
上ったそうな( ̄。 ̄;)
神戸市の長田区は木造
住宅が密集していたから
被害が大きくなったね ヾ( ̄o ̄;)
地震直後に炎をともなう
旋風が発生して更に被害を
拡大させていったらしい (-。-;)
7000棟近い家屋が焼失してる
消防庁の資料によると
地震直後285件の火災が発生
地震発生から一定時間が
経過した後重なる別要因の
火災が追い打ちをかけた
電気による発熱 ガス
送電の再開に伴う火災も
発生している (・Θ・;)
消火活動では上水道が断水
消防士が防火貯水槽を探して
いるうちに炎が延焼して被害が
大きくなったと報道された
報道映像には消防水が
出ないホースを持って炎の
近くに立ち尽くす消防士の
姿が残されている ( ̄_ ̄ i)
消防活動は火を消すだけじゃないヾ( ̄o ̄;)
消火が難しいと判断される場合は
火を消すより焼け出された人達の
避難誘導を最優先する (・ω・)/
これも消防活動なんだけど…
田区の火災では消火より
この避難誘導の活動に切り
替えられた 明石空襲以来だね☆ヾ(-Θ-:)
消防隊は延焼拡大を
防ぐので精一杯だった o(_ _*)o
午後になると他から消防隊員が
応援に来てくれてようやく消火
活動が開始出来るようになる
新湊川 兵庫運河にホースを
伸ばして徹夜で放水活動を行った
だけど鎮火出来たのは2日後
カレンダーは19日になっていたね ヾ( ̄o ̄;)
消防隊は 進出路の瓦礫を
除去する車両や消防ヘリコプターを
充分持っていなかった
結果現場への到着が遅れて
初期消火できなかった
走行する自動車が道路上の
消火ホースを踏んで破損
送水不能になったケースもある
消防部隊や機動隊員が
現地に送られてきたけど
交通渋滞に巻き込まれ
なかなか到着出来す
消火救助活動は難航した
消防はこの地震のあと
ハイパーレスキュー
緊急消防援助隊を創設
警察も広域緊急援助隊を
創設しているね d( ̄  ̄)
自衛隊だけど
地震発生数分後には行動を始めてる
でも部隊長の判断で出動できる
近隣の部隊が駆け付けただけ
他の部隊はというと知事の要請
待ちで動いてなかった>(ノ゚ο゚)ノ
知事が即座に派遣要請を
してくれたら家屋の下敷きで
圧死した犠牲者は減っていた
という意見もある (=◇=;)
知事しか要請を出すことは
許されないという当時の
法制の不備も救出作業を
遅らせた (・・;)
自衛隊の派遣が要請されたのは
地震発生から4時間も経ってから
自衛隊との電話が偶然つながった
兵庫県消防交通安全課課長補佐の
機転だった ヾ( ̄o ̄;)
課長補佐は派遣要請を独断で決行
知事へは事後報告し承諾をとった
今 派遣要請は知事以外
にも市町村長 警察署長
からも行えるようになってるねd( ̄  ̄)
事故直後テレビを見ていた
殆どの人達が不思議に
思った事がある σ( ̄、 ̄=)
それは何故上空から
消火しないのか?
自衛隊や駐留する米軍は
少なくともヘリは持っている筈
なぜヘリで上空から散水しないのか?
人員だって上空から送り込めば
もっと隊員を被災地に投入できる筈
多分日本中が同じことを思っていた
震災後 この疑問を多くのマスコミが
取り上げている φ(.. )
マスコミの批判に対して消防は
火災による上昇熱気流がヘリを
飛ばすには危険すぎた事
高い場所から一度に水の塊を
投下することによって水圧で
倒壊家屋に下敷きになっている
かもしれない被災者を圧死させる
危険性があるため不可能だったと弁明
けれど ロスアンゼルスでは山火事に
ヘリコプターから散水 投下した水は
霧状化して炎に降りかかることが
確認されている *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
福島第一原発3号炉では上空から
自衛隊のヘリコプターが水を投下した
シーンが実況中継されたね
何故火災の消火に用いなかったのか?
もし圧死する被災者がいたとしても
早く鎮火すれば延焼を免れている
倒壊家屋にいたかも知れない
生存者救命の可能性が断たれる
ことはなかった ・・・( ̄. ̄;)
目の前で家族がまだ中にいる
自宅が炎に包まれていくのを
見ているしかなかった心情は
計ることなど出来ようもない (´・ω・`)
死者の数を数値で表示すれば
僅かな文字数だけどその数字と
同じだけの人生があった
なすすべもなく閉じられていった
犠牲者達の生きてきた時間
災害はこれからも避けることの
出来ない現実となって表れる
MAMA DAISUKI何の力もないけれど
ひとりでも多くの尊い命が救われますように
どうか災害の教訓が次の世代に
活かされていきますように
祈らずにはいられない(_ _。)