父の二度目の抗がん剤治療が終わった。

最初の2日目の点滴後は怠くて横になる時間が多かった。

今回は、副作用が起こらず「なんてことないぞ!」と言ってる。

医師や看護師さんからも副作用の症状を聞かれるけど

「吐き気も耳鳴りも、めまいもない。」

すると、何もない方が異常です!と言われてたそうで…。

前回は点滴の留置針から感染して熱が出たために退院が伸びて1ヶ月の入院になり、2回目の入院は5日間。

今回は初日は眼科病棟とかで周りも元気で一般病棟だし面会もしやすい空気だったわ。翌日からは個室でテレビもイヤホンなしでみれるし、シャワーもトイレ付き。ブラインドも電動ですごーい。

ずっと無菌室のエリアに入院してるので手洗い消毒を病棟に入ってからも再度してから部屋に入る。血液内科病棟なので周りの患者さんも同じような病気だろうなと想像する。

 

父も最初の退院日が延びていつかわからない状態で過ごしてたけど、だんだんと病人らしくなってきて、声も小さく細くなってきた。滑舌も悪くて横になったまま喋るからこのまま看取るんじゃ…って心配になった。

それが一時退院して、今回の入院は声の張りが全然違うし、前は会話も昔話をいっぱいして、私もこれまでのことばかり話してたんだけど、退院中に畑仕事して野菜の苗を植えた事や久しぶりにあったネコたちの様子とか、なんだか笑いながら普通の会話して過ごした。

病院が市内だから毎日行けて私にとってはすごく良かったんだけど、実家は郡部でちょっと遠くなる。

弟夫婦と同居だけど、みんな仕事に行ってしまうから1人で過ごすことになるので心配なんだよねぇ〜。

 

次は5月の抗がん剤治療が待ってる。

 

治療しないと余命半年と言われ治療で後半年伸びるとのこと。

もう高齢だけど、やっぱり頼もしい父。

私の支えなんだよね。