製材所の業務日誌  天然木.netのブログ -7ページ目

岐阜からの贈り物

先日の岐阜に市場で仕入れた材料が入ってきました。

私が以前に会長を務めた、全国銘木青年連合会の仲間である岐阜銘青会さんの記念市でしたので大盛況でしたが、ボチボチ仕入れができました。

 

 

岐阜銘青会のメンバーで製材したケヤキも購入。

 

 

この写真だけ見たらエエ感じ。

でも実際は穴あきはもちろん裏面腐ってます。

明日、柾目の割ります。

 

 

とりあえず「青」マークの商品を買うことで、今回の競り市の任務は完了いたしました。

 

 

他に色々仕入れましたが、降ろして速攻割れ止めヌリヌリ。

 

 

正面のシャッター内の入りきらなかったので、裏の倉庫へ。

 

 

 

タモ、杉、クス、桧…など。

しばらくお手入れ三昧です。

 

 

あれから2年

大阪に住んでいる僕らでさえ忘れかけている大阪北部地震。あれからもう2年経ちました。

当日の朝はこんな状況でした。

 

 

 

ここだけじゃなく、他の場所もこんな感じなので、ちゃんと仕事ができる状態にするまで2週間ほど掛かり、メチャメチャ材料を処分いたしました。

 

 

今はこんな感じ。

 

 

地震に懲りず、真ん中にへんてこな柱を立てちゃってます。

土曜日に端材処分するイベントをこっそり開催するのでイメージチェンジしてみました。

もし端材が格安で欲しい方は土曜日の午前中に弊社までお越しくださいませ。

 

岐阜で仕入れ

先週は泊まりで岐阜へ。

なかなか良材が少ない時期ですが、材料はいっぱいです。

 

 

岐阜銘青会まつりなので、いつもお世話になっている方々の材をボチボチ仕入れました。

 

タモはちょっと買いすぎちゃいました。

 

 

 

だいたい2口続けて買うと、その周辺の売れ残りも買わされるハメになります。

 

 

桜のいい框も格安でゲット。

 

 

 

さー帰ろかーとブラブラしてたら、こんなとこにええ板あるやんかーと見つけてしまった杉。

テーブルサイズでちょっと杢があったり、そんでもってかなり割安。

 

 

 

比較対象が若干大きめでパツパツですが、ちゃんといいサイズです。

 

この時期の仕入れは持って帰ってくるまでに割れたりカビだらけになったりと油断できません。

来週の持ち帰りまで無事でいてくれ~。

溝掃除

毎年6月の第一月曜日は銘木団地自治会の一斉溝掃除です。

月曜日の朝一番から大仕事しちゃうと本業が手つかずになっちゃいますので、週末の土曜日にうちの会社だけゆっくり溝掃除させていただきました。

 

 

 

積み上げてあった原木や板類をすべて片付けて、リンギも全部片付けてからお掃除です。

この時点で結構大変…。

 

 

いつもはこんな状態。

 

 

 

今年は新人が初めてということで、リフトでの鉄板のすくい方、溝掃除の道具の使い方、ほうきのはき方など指導しながらなのでかなりスローペース。

 

 

というか、溝にゴミ溜まりすぎ?

 

 

朝から昼過ぎまでかかってきれいにできました。

 

 

 

 

これでいつ梅雨入りして大丈夫です!

削りの練習

大阪も非常事態宣言が解除されて以降、日に日に街に人と車が増えてきているのを感じます。

そして自分もコロナ終焉を迎えたかのように、人を避けるという感覚が薄れてきています。

 

 

それは僕だけじゃないようで、今日はたくさんのお客様がご来店されて、お電話やメールでのお問い合わせが一気に増えました。

イベント自粛も緩和されてきていますので、なんかいっちょうやってみようなと企んでおります。

 

 

とりあえず、暇な時間は電気カンナで削り。

新人の練習も兼ねて。

 

 

キレイなケヤキの板ですが、段差つきまくっとるやないかい!

近所のおじさんが、音がだいぶ良くなってきたな~と褒めてくれましたが、それは多分僕がカンナの刃を研いだからやと思います。

 

 

でもなんとかごまかしてオモテ面はキレイに削り上がりました。

 

 

 

厚みが薄い部分と厚い部分で差が5ミリ近くありますが、お使いいただく時はもう一回ちゃんと仕上げていただく前提です。

とりあえずキレイに見えればオッケーです。