8月8日(木曜日)、今朝も雲の多い空模様の東京中目黒上空です
昨日も午後から雷雨の予報が出ていましたが、仕込みをしていてもなかなか降ってこないので、今日はもう降らないのかな?と思っていたら、お客様がご来店する頃に雲行きが悪くなり、少し遅めのご予約様に合わせるかのように物凄い雷とゲリラ的な大雨が落ちてきました
タクシーで来られたお客様でしたが、シャツはビショビショ
玄関をくぐられて直ぐに乾いたおしぼりをお渡ししましたが、お客様も笑うしかないといった感じでした
昔から、特に夏場はこういったお天気の時はありましたが、近年は本当にその割合が増えているように感じます…
気候変動によるものでしょうけど、ちょっと恐ろしさを感じさせる程のゲリラ雷雨は勘弁して欲しいと思いますね
さて、パリオリンピックも後半戦に突入し、“日本の夏の風物詩”でもある高校野球の甲子園大会も昨日から始まりました
そんな甲子園大会の開会式で智辯和歌山のキャプテンがとても良い心に残る選手宣誓をしましたね
その中でも「努力をしても報われるとは限らない。しかし、努力をしなければ報われることはない」という言葉が印象的でしたが、これはかつて日本野球界のレジェンドといっても過言ではないイチロー氏が、智辯和歌山高校に野球の指導に行った時に、当時の選手達に語った“金言”です
イチロー氏が現役時代日米通算で4,000本の安打を放った時のインタビューで「4,000のヒットを打つにはその倍8,000回以上悔しい思いをしていますからね」と語った事があり、その思いを後進に向けた言葉にしているんですね
ちなみに、その翌年の夏の甲子園で智辯和歌山は見事優勝し深紅の大優勝旗を手にしたわけです
イチロー氏の“金言”を胸に一生懸命努力を続け、その努力に対して当時の智辯和歌山の選手達は報われたカタチになったわけですが、今のキャプテン達はまだその時は高校入学前だったはずで、あの時の精神は脈々と受け継がれて来ているんでしょう
そんな智辯和歌山高校の選手達のみならず、この暑さ厳しい中でもアスリート達はこれまで積み重ねてきた努力に対して報いを受けられるように必死に頑張っています
それぞれのスポーツに対して毎年様々な大会や試合があるわけですが、ことオリンピックに限っては4年に1度しかないわけです。
そのオリンピックで目指す結果を出すために、アスリートは生活全てをかけて、ともすれば人生をかけて挑んでいるわけです。
なので期待に応えられなかった選手に対して誹謗中傷をするのはもってのほか。改めなければいけません
そして結果が出た選手、残念ながらその努力が報われなかった選手、それぞれですが、その努力は全てが無駄になるわけではありません。
その日その時たまたま勝利した選手がその試合、その大会では勝者ではありますが、人それぞれ誰にも負けないという努力を続けた者が人生においては勝利者であると僕は思います
もちろんその中でも自分が思う結果であったかどうかは必ずしも一致しないかもしれませんけどね
ただ、いずれにしても多かれ少なかれ思いをカタチにしたいと思ったら、それなりの努力は必要だということでしょう。
それが勝者の心得だと思って、僕もまだまだ足らない努力を積み重ねていきたいと思いました