足利尊氏肖像をめぐるミステリー | テンカス・気まぐれ1人旅

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足利尊氏肖像をめぐるミステリー


足利尊氏だと伝えられる有名な武者像がある。

この絵では元結を切ったざんばら髪が印象的であるが、

「太平記」には尊氏は後醍醐天皇に弓を引くことが

嫌で元結を切って隠遁者の姿となったが、

結局その姿のままで挙兵に出たとあり、

そのエピソードにぴったりと一致する肖像画だといえる。


だが近年、この尊氏像を疑問視する説が出されている。

その理由としては、太刀の柄と馬具についた紋が

尊氏のものではなく、高師直のものであること。

それから絵の上部にある花押は足利義詮(よしあきら)

のものだが、子が父の頭上に花押を押すことはあり得ない。

また背中の矢が六本と少なく、うち一本は折れているので

出陣の絵としては不自然である。


以上の理由から画像の主は非業の死を遂げた高師直であり、

足利一族が高師直の十三回忌にこれを作成し、

義詮の証判を得たものだろうとする説が有力となっている。

しかし依然として尊氏説もあり、高師直の子・

師詮ではないかと主張する研究者もいる。

歴史の謎を問いかける肖像画としてますます

議論をよんでいる。





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これが問題の「伝足利尊氏騎馬像」

この人物は尊氏なのか、高師直なのか、それとも…

(京都国立博物館蔵)












ビジュアル日本の歴史

貴族の没落(DEAGOPSTINI)より

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