How to get the アイドルへの手引き その6

皆さん、発情していますかー! 

 

暖かくなり発情……種族保存の本能全開の蛇の目です!

毎度毎度、女性メンバーから石が飛んできそうな冒頭挨拶ですが、一部の男性メンバーから、アンチはいるがそれ以上にファンは多い! という何ともありがたいお言葉をいただき、それを糧に執筆し続けております。

蛇の目の記事をご覧いただいている奇特な皆さま、見えない声援を見える声援に変えていただき、叱咤激励のコメントをどんどんくださいまし!

え、表向きファンと言っているだけ、マジっすか? 勘弁してください、いろいろとゲロさせた上で梯子外すのとかナシですよっ!

と、毎回くだらん前口上はさておき、
How to get the アイドルへの手引き その4でご報告させていたきました「不測の事態」ですが、事に及んだら怖いお兄さんが登場するのではないか? と恐怖感を持つ読者の方々に、ほとんどその可能性はない。ただ蛇の目は一度経験したことがある、と申し上げました。

ということで、今回はその件について少しばかり「蛇の目体験談・怖いお兄さん編」をお届けしたいと思います。

え? 「貴方に合った交際クラブの選び方 ~中編(エコノミー)~」はどうなったかって?

ちゃんと慎重に書いております。書き過ぎて怖いお兄さんに拉致られないレベルで詳しく……。

ヤバイ話はオフ会などでお会いする機会が訪れたときにお願いできれば幸いです、はい。

では早速、蛇の目体験談・怖いお兄さん編に参りましょう。


■怖いお兄さん その1

1月某日、恒例のごとく蛇の目はとある無名アイドルさん(以下、無名子ちゃん)とお会いして意気投合。「じゃ、ホテルへ」とホテル検索サイトを開いたら、週末でほぼ満室状態……。

こりゃ次回に持ち越しかなー? と半分諦めて1時間ほど話し込んだあと、もう1回だけ探してみようと再検索するとリーズナブルなお部屋がふたつほど出てきました。

おおーこりゃ起死回生の! やっぱり出発進行ー! ということでチェックインしたのが22時半過ぎ。なんと価格はスタンダードなのにセミスイートへアップグレードされた部屋で超ラッキー! ホテルの投売りだったんですね、多分。

時間はすでに待ち合わせ(18時半)から初回4時間ルールを迎えようとしておりましたが、そのときの頭の中はアップグレードとやることばかりで、初回4時間ルールの件は頭からまったく飛んでおりました。

で、一戦終わったのが24時前になっちゃったので……。

蛇の目:
「せっかくいい部屋だし、もう3万円出すから泊まって(朝にもう一発やって)朝ご飯食べてから帰らない?」

無名子ちゃん:
「あ、明日は仕事が午後からだからいいですよ!」

蛇の目:
「じゃ決まりで!」

と、リラックスモードに入ろうとしたら見知らぬ電話から着信が……。

蛇の目:
(どこの誰だ? 夜中の12時に電話してくる奴は?)「もしもし?」

怖いお兄さん:
「あ、今どこにおるの?」

蛇の目:
「は? あんた誰?」

怖いお兄さん:
「女の子帰った?」

蛇の目:
(あーこれ無名子ちゃんの登録してるクラブが居場所確認しているのね。でも本人にかけりゃいいじゃん! ま、取りあえずウザいから……)

「番号間違いですよー」(ブチッ!)

(電話を切っても速攻でかけ直してくるし……5回もかけてきやがった。ウザいな本当に。ん? 無名子ちゃんの方はどうなんだろ?)

「あのさ、もしかしてそっちにクラブの人から連絡いってる?」

無名子ちゃん:
「え、あれ、あ! 20回くらい来てます、ヤバ!」

蛇の目:
「その人の電話番号って、080-****-****じゃない?」

無名子ちゃん:
「はい、そうです。私のスカウトです」

蛇の目:
「こっちにもかかってきてるから、デート終わって家に到着したって、ちゃんとコールバックして! あ、泊まること言っちゃダメだよ(泊まるって言うとホテルにまで来そうな勢いだしな)」

無名子ちゃん:
「はい、すぐかけます!」

(ピポパ……トゥルルルル、ガチャ)

「あ、無名子です! すみません、電話出れなくて、寝てました……」

怖いお兄さん:
「オイ! おまえ〇×▲□※〇×!」

烈火のごとく怒る、本当に怖いお兄さんから延々と説教を受けています。最後は電話口の大声が流石に気になったようでトイレへ移動してしまいました、かわいそう……。

何でも怒り始めると、自分は大学出だから頭が良いんだ! と何度も大声で叫ぶらしいです……。何か危ねぇなぁ~、しかも怖いお兄さんの手持ちカードは無名子ちゃんだけ……。うーん、無名子ちゃん地下室にでも監禁されていないよなー? と本当に心配になりました……。

しかし、これ御法度の典型なんです!
というのも、無名子ちゃんは蛇の目が登録してるクラブAと提携している別のクラブBの在籍なので、セッティング申し込みの流れは以下のようになります。

蛇の目 → クラブA(蛇の目が登録) → クラブB(無名子ちゃんが登録。個人のスカウトらしいです) → 無名子ちゃん

で、当日は待ち合わせ場所で無名子ちゃんから蛇の目に電話が入る、というパターンが普通なのですが、当然蛇の目の電話番号は事前に上の流れで無名子ちゃんまで共有されるので、クラブB(スカウト)も蛇の目の電話番号を知っているわけです。

ただ、蛇の目とクラブB(スカウト)は何の関係も面識もなく、交際クラブやスカウトの世界ではオーバーヘッドでやり取りする今回のような場合、クラブA登録の蛇の目の個人データーを勝手に使用することは固く禁じられており、絶対蛇の目には電話をかけてきちゃいけないのです。

今回は、気の小さいクラブB(スカウト)が監禁事件でも案じ、ビビりまくってかけてきてしまったと。結果、クラブB(スカウト)はクラブAに出禁、取引停止になったようで……ご愁傷様です(笑)まあスカウトやってて直持ちひとりだけってのもねー。

夜中の12時に御法度の電話をされた蛇の目としては、当然怖いお兄さんへご挨拶をしなくてはいけません。

で、怖いお兄さんのSNSをあの手この手で探し辿っていったら、あらまあ公然と女の子に向けて針小膨大な数字をチラつかせてパパ活支援ツイートしまくっているじゃないですか(笑)危ねーなー! こいつド素人のスカウトだわ。

んで、蛇の目は大好きな清楚女子大生になりきります(笑)

蛇子ちゃんを名乗って「具体的なお手当てが聞きたいです」とDMしたら「食事だったら3万だけど、ベッドまでいったら10万もらえます!」とか大胆な返信くれちゃうし……。10万円なんて凄いから、ほかの子にも宣伝しとこうっ! って、あちこちにツイートさせていただきました!

でも、なぜかお兄さんのアカウント消えちゃったんですよね~。大丈夫かな~? まぁ大学出だから大丈夫でしょう、はい(笑)

性質は違えど、確かに怖いお兄さんのお話でした!

え、本当の怖いお兄さんの話しろや!ってか。
では、少し昔になりますが、本当に怖いお兄さんの体験談を少々……


■怖いお兄さん その2

蛇の目は遥か昔、まだ反社会勢力の方々がホテトル(デートクラブ)を経営していたころ、それをまったく知らず、憂き目に遭ってしまったことがあります。渋谷のラブホテルにチェックインして初めてのデートクラブ利用。何も分からない蛇の目は同時にふたつのデートクラブに電話した挙句、何回も女の子をチェンジして可愛い子に当たるまで品定めをしていたのですが……。

突然、部屋の電話が「ジリリリリイーン!」と。

蛇の目:
「はい……?」

ホテトル:
「お客さん何回チェンジするんですか? ひやかしじゃ済みませんよ!」

蛇の目:
「いや、違いますよ! 可愛い子なら即OKですって!」

ホテトル:
「可愛い子送りましたから、今度こそ頼みますよ!」

とすかさず「ピンポ~ン!」

(ず、すいぶん早いな、ま、取りあえず、ドアをガチャ!)

じゃじゃーん!ついに飛びぬけて可愛い子が登場し「初めまして、トル子です。あたしでいいですか?」と。

蛇の目:
「も、もちろん! さあ入って入って!」

トル子ちゃん:
「あ、トル子です! 今入りました!」

お店に確認の電話のようです。ホッ、一段落と思ったら、またまた部屋の電話が「ジリリリリイーン!」

受付:
「お客さん! 業者と揉めてるでしょ! 激怒の電話来てますよ、繋ぎますから」

蛇の目:
「え、わ、わ、ダメダメ、もうチェックアウトしたって言って!」

受付:
「すぐ近くに待機してるから、嘘つくとその手の人が押しかけてきますよ。ちゃんと話して解決してください! 繋ぎますよ!」(プチッ)

怖いお兄さん:
「おう! テメー別のクラブにも電話してるたぁどういう了見だぁ!? 冗談じゃ済まねえぞ! これからそっち行くから待ってろよゴラァ!」

大変です、ラブホテルまで怖いお兄さんが押し寄せて来ることになってしまいました!

まったく純粋だった当時の蛇の目は完全にテンパってしまい、思わず119番!

119番オペレーター:
「119番です! 火事ですか、病人ですか?」

蛇の目:
「あ、ヤクザに脅されてます! 助けてください!」

119番オペレーター:
「え、ヤクザ? じゃ110番ですね、お名前とご住所は?」

蛇の目:
「あ、110番お願いします。場所は渋谷区円山町**-**……ホテルTwo-***103号室です」

トルコちゃん:
「え、警察来るの? ダメだよ、あたし売春で捕まっちゃう!」

蛇の目:
「あ、そうか! じゃ逃げよう!」

トルコちゃん:
「私の知ってる近くのホテルに行こう、お店にはあとで確認の電話する!」

トルコちゃんと共に脱兎の如く逃げ出します! 休憩6,000円なのに10,000円札をフロントに放り投げて外へダッシュ!

ところが……! ホテルを出て横を見たら、50m先にパトカーがサイレンを無音で回して停車中……。

蛇の目:
「ゲッ! これオレ呼んだやつかな?」

トル子ちゃん:
「いいから、早く早くー!」

そのまま、パトカーと反対側3軒向こうのラブホテルに緊急避難。また6,000円です……ハァ。

という何とも際どい経験をさせていただきました。今思うに、怖いお兄さんたちは近くで待機していたけどパトカーで動けなかったんだな~(汗)

え、トル子ちゃんとどうしたかって? 30分ほどで胸の鼓動も収まりましたので、そこはきちんと、はい!

で、時間も経ったし、ほとぼりも冷めてもう大丈夫だろう! と思ってトル子ちゃんとホテルで別れ、道玄坂を渋谷駅方面へ下っていたら……。

「あっ!」

何とチェンジした女の子がこっちを見て立ち止まっています。これはマズイ! スタスタスタ。そして再び見ると……。

「ああっ!」

な、何と、またチェンジした別の子がこっちを見て立ち止まっています! 蛇の目は円山町界隈で指名手配されているようです。

で、猛ダッシュで道玄坂下りー! 駅まで生きた心地がしませんでした……。商売のお姉さま方、坂の昇降、毎日お疲れ様です……。


蛇の目体験談・怖いお兄さん編いかがでしたでしょうか? これはこれで楽しんでいただけたなら幸いです(笑)

それでは次回こそ「貴方に合った交際クラブの選び方 ~中編(エコノミー)~」をお届けしたいと思います。

では、迷走煩悩こと、蛇の目でした!