● 結局、人生は勉強である。 | たいやき社長、書く。

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レイトショートで、5回目の、「ルパン三世 THE FIRST」を観てきました。1ヶ月の間に、同じ映画を5回観たのは、人生ではじめてです。自分でも、「どうしたのだろう?」という感じです(笑)何度でも飽きることなく観られるという映画は、これまた、人生ではじめてです。音楽が、クールで素晴らしいというのもあります。ただいま、届いたばかりのサウンドトラックを聴いております。

ルパン三世は、天下の大泥棒ですが、映画を観ていて、非常に感じるのは、ルパンはおちゃらけていますが、実は、たいへんな 〝 インテリ ″ ということです。世界中のお宝をターゲットにするということは、世界中の言語を知らねばなりませんし、世界中の地理と歴史、各地の風習や精神風土に精通していなければなりません。メジャーなものから、マイナーなものまで、組織や結社なども知らねばならないでしょう。何より、真贋を見分ける眼がなければ始まりません。それこそ、「知らないことはない」というぐらいの知識人でなければ、大泥棒にはなれないのです。

詐欺師は、ある職業に扮するとき、専門書をごっそり買います。詐欺師は、本が大好きなのです。自分がなりすます職業の専門書をびっしり読んで、〝 本物以上に本物 ″ になるのです。最終的に、行動がダークサイドに転んでいるだけのことで、一流の詐欺師は、何をやっても成功させるだけのポテンシャルがあるのです。

詐欺をするためには、とにもかくにも、本でコツコツと勉強をするのです。したがって、〝 仕込みの勉強 ″ をする時間が、とんでもなくかかるのです。ですから、見事成功して稼いでも、コストパフォーマンスは悪く、詐欺師の時給は、換算すれば、実のところ安いのです。一流の泥棒も同様でしょう。この、もの凄まじい熱意を、世の中のために使えないかというところです。

そして、誠に残念なことに、「お金とは、本を読んでいない人から、本を読んでいる人へと流れる」のです。良くも悪くも、です。これが真実なので、仕方がありません。要するに、「結局、人生は勉強である」ということです。成功をつかみたければ、コツコツと勉強をする以外にないのです。福沢諭吉の「学問のすすめ」は、人類の平等を説いたものではありません。「結局、人生は勉強なのですよ」という、宇宙にただ一点の真理を説いているのです。

これにて、2019年の私のブログは終了です。私も、せっせと稼いで、せっせと本を買って、せっせと本を読んで、せっせとネタを仕入れながら、このブログを書いておりますが、1円もお金になりません。仕入れた知識をお金に変換できないのでは、やっていることは、詐欺師以下という気がしないでもないですが(笑)もはや、「やらずにはいられない事」なので、仕方がありません。

「楽しいことは儲からない」というのも、ひとつの真理でしょう。まあ、いつかは元が取れることを夢みて、2020年も、極力、貴方様のお役に立てるような話を書いていきたいと思います。年内に、「観たい映画をすべて観てしまおう」ということで、今日は「アナと雪の女王2」、明日は「男はつらいよ お帰り寅さん」を観て、大晦日を迎えたいと思います。本日は、仕事納めです。


※ すでにお伝えしておりますが、当分の間、「インプット(勉強)」に時間を配分したいと思いますので、ペタのお返しや、フォローのお返し、ブログの訪問などは控えさせていただきます。どうか、よろしくお願い申し上げます。