モノは、ていねいにあつかいましょう。
モノを放りなげたり、ざつにあつかったり、
乱暴にあつかってはいけません。
たとえば、コップがあると、ゴクゴクと、
お水を飲めますが、コップがなくて、
手ですくってお水を飲むのはたいへんです。
コップがあるから、たいへんなおもいをせずに
便利にお水を飲むことができるのです。
おはしでも、スプーンでも、ナイフでも、
なんでもおなじことです。
モノがあるから、人間は、快適に、
便利にせいかつができるのです。
モノがないと、不便で、不便で、
とても困ってしまいます。
人は、モノにたすけられているのです。
モノがあるおかげで、
便利に暮らせるのですから、
モノは、ていねいにあつかいましょう。
モノを取るときも、置くときも、
そっと、音をたてないようにすることです。
ドンと、音をたててモノを置くような人は、
ほかの人をたいせつにすることもできません。
モノをていねいに、たいせつにするこころは、
ほかの人を、ていねいに、たいせつにする
こころとおなじなのです。
モノをていねいに、たいせつにできる人は、
ほかの人をていねいに、
たいせつにすることもできますから、
あなたのことも、ほかの人からていねいに、
たいせつにしてもらえるのです。