パソコン購入を見直す/電源は1番と言える程 重要パーツです | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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 デスクトッ■プパソコンを見直す パソコン選び方「電源」の重要性です!…大げさなタイトルになりましたが、意識してください。

パソコンの「電源」は、重要度が高い割に見落とされている部分です。いくら、他のパーツに良いもを搭載しても、主導力である、電源が貧弱であればPCの健康な状態は望めません。容量が足りずアプリケーションの作動が不安定になったり、最悪、強制シャットダウンなんて事もあります。これらを防ぐため、システムが一時的に不安定になったりと動きを鈍らせます。これらの事態が頻繁に起きるようでは作業がかどりません。

パソコンに繋いだ機器を、一度に総て作動させ電源を使い切ることはありませんが、自作PCでは電源の余力を持たせる為に搭載した機器の電気使用量の合計×2倍以上を目安に電源を選びます。
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プロは どんなパソコンを使っているか

クリエイターと呼ばれる人達は、電源容量をカスタマイズし易いデスクトップパソコンを好んで使う方が多いです。その他の理由として、見やすさ、作業のしやすさ、そして、数多くの機器を繋げてマシーンをフル活用できること窓が挙げられます。何よりもレンダリングの質と速さを求めているからでしょう。

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Webディザイナーやプログラマーは基本的に文字中心な作業で、画像や動画は、基本的に他の人が作ります。その観点からも、ノートパソコンを好む方も多いようですが、仕上がりが、どんなふうに見えるかは重要で、いくつかのデバイス(機器→タブレットなど)を持ち合わせ表示を見比べていると聞ききました。そしてまた、画像データを中心に扱うディザイン系の人デスクトップPCを好んで使う方が多いようです。

重いデーターを扱う時、動画作成で容量を多く必要とする作業は、やはり、従来のノートPCでは物足りず「落ちないかな~」と、誰もが電源を気にしています。不本意なシャットダウンで、それまでの作業が消えるなど、最初からやり直しになんてことにもならないようにする為には、電源は重要なのです。

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電源の強いデスクトップパソコンを選ぶ

外付けHDD、プリンター、スキャナー…などは、機器が独自の電源入力を持ち合わせていますが、USBを介してPCに機器を数多く接続するほど、または、PCの内部の内臓の記憶装置や機器を増やすほど、比例して電気の容量も必要になってきます。その為にも、搭載した機器の電気使用量の合計×2倍以上と言った目安が必要になってきます。

PC電源は、人に例えると心臓&血流です。
人は、激しい運動をすると心臓を早く動かし、血液を体内に多く循環させます。反対に、休んでいるときは、少量の流れで安定させています。PCの電源もイメージはこれと同じです。常に高圧状態だったり、逆に少ないとなってしまうと、搭載部品にも悪影響(最悪保障の原因)が出ます。最初のうちは、どこかしらから欠陥が出はじめ、最終的に、寿命の短いパソコンとなってしまうでしょう。

グレードの高い電源ほど、作業量に適した、一定量の電流と電圧を保ってくれます。
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電源にはグレードがある

これらのステッカーを見たことがあると思います。下の図は、左に行くほどグレードが上がり、最後の「GOLD」は最高峰です。電源を選ぶときは極力ゴールド、妥協してもシルバーマーク辺りの電源選びを強くお薦めします。電源の供給が安定していて危機にやさしいからです。

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※グラフィックボードの増設、内臓HDDの増設は、500w~600W以上の容量が必要です。下手すると500Wでは容量が足りない事になります。カスタマイズ方法にも左右されますが、750W程度~をお勧めします。


必見 出力アンペアー(A)

■電源に、最高500W(ワット)出力と書いてあっても、500wを欠けてしまうと計算してください。そして、消費電力が500Wでも、出力アンペアーが低い物もあります。これでは、電気の供給は安定せずパワー不足に陥ることが、多分にあります。上記で述べた、電源のグレード選びがそれを物語るでしょう。電源の値段の高低は、この性能の差から来るものであるので、購入する際は「ワット数」と「出力アンペア」+「値段」この3つを比較して選んでください

 編集後記(PS-1)
電源に関しては、この程度分かれば十分なはずです。

更に、詳しく知りたい場合、ビッグカメラやドスパラなど、専門店の販売員に聞いて下さい。TELでも対応してもらえる事もあります。最近の店員さんは、とにかく知識と経験が豊富です。

電源は、重要度が高い割に広告でうたわれる事はなく、特にノートパソコンに関して、仕様欄に電源の事は小さくしか書かれていません。ノートPCでは、平均 約220W程度~搭載されているようです。

しかし、最近のPC(CPU)は、省電力⇔高パワーを目指しています。少ない電源で、高いパフォーマンスを叩き出す日も遠くないと願っています。