《面倒なことこそ、楽しみたい!》 | ひとをつくるデザイナー『細川 裕之』の中の人

ひとをつくるデザイナー『細川 裕之』の中の人

大阪のデザイン個人事務所「テングマイスター・細川裕之」のブログです。各種デザイン・コンサル業務の他、「テングのヨリドコ塾」「テングマルシェ」「ヨリドコワーキン」など多岐に渡って活動中!


 
最近の、自分のモットーのような言葉の1つ。
 
「細川さんは何でテングマルシェ続けてるの?」
って聞かれることがあります。
「細川さんってイベント屋さんでしょ?」って
聞かれることもあります。
 
3年半前に始めたテングマルシェは7月で
16回目。百貨店やショップなどでの出張開催を
含めると22回目くらいになると思います。
 
それでも、「テングマルシェは仕事では
ありません」と答えています。
 
そもそも、、、
テングマルシェほど手のかかるイベントは
ありません(笑)
 
出展者さん約40組はすべてスカウト制で
毎回100数十組の候補の中から頭を悩ませ
ながら交渉したりしていく手間はすごいし、
チラシは毎回5000枚は手配りするし、
毎日ゴソッとチラシ持ち歩いては行く先々で
店頭に置いてもらったりの交渉はするし、
たまにはプレスリリース書いたり、
あと、ビルの中でたくさんご迷惑かけるので
事前にご案内して回ったり、その他諸々。
 
「僕、こんなに頑張ってるんですよ!」って
いうアピールじゃないですよ。
 
だって、もっと楽に集客して適当にお金儲け
たり、話題性だけ作ったりする方法なら、
もう十分知ってるし、手を抜こうと思えば
どうにでもなる。
 
でも、僕はイベンターじゃ無いから、
そんな事しても何の意味も無いのです。
 
「豊かな日常のあり方を届ける」という
漠然としたコンセプトを、でも、明確な
未来のイメージとしてたくさんの方と
共有していきたい。こういう場面が、
もし毎日続いていったとしたら、人は
きっと幸せな心持ちで生きていける。
そう実感出来る場をまずは週末2日間から
でも自分の手で生み出していきたい、
テングマルシェの続ける意味は今は
そこにあります。
 
そして、「ヨリドコ」と名付けて成長を
続ける仕事や暮らしの場は、今後益々と
活動を広げながら、もっと具体的な場と
してたくさんの方の生活の一部になって
いってもらいたいのです。
 
「テングマルシェ」と「ヨリドコ」は
その価値観を生み出し、実験し、広めて
いくための自分なりの装置として、
これからも大切にしていきたいです。
 
7月には16回目のテングマルシェを。
そして、11月には大正区に「ヨリドコ」の
新拠点のオープンを。
2017年下半期の活動も、是非あたたかく
見守ってください。
(そして、是非ガシガシとご参加ください!)
 
面倒なことこそ楽しめる毎日を大切に!!