《チラシ7000枚を配りきる》 | ひとをつくるデザイナー『細川 裕之』の中の人

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大阪のデザイン個人事務所「テングマイスター・細川裕之」のブログです。各種デザイン・コンサル業務の他、「テングのヨリドコ塾」「テングマルシェ」「ヨリドコワーキン」など多岐に渡って活動中!

15回目を迎えるテングマルシェ。
毎回「今回が最後かなぁ、、、」と
思いつつ、終わるとまた新たな課題が
見えてきて結局継続する、そんな
繰り返しでの3年半です。
 
今回のテーマは「集客の原点回帰」、
アナログ手法の集客に力を入れています。

 


 
というのも、最近の(というか今後10年の)
テーマに「面倒なことこそ頑張る」と
いうのが自分なりにハッキリ見えてきてて。
 
合理的で便利な時代だからこそ、アナログで
面倒なことに本能的な喜びを感じる、
人の根っこの部分からのニーズが湧き出て
きてるなぁと最近の世の流れから感じてます。
 
「ゆとり世代、悟り世代」とかって大人達
から少しうとましく扱われてしまってる
世代も、まさにこの「面倒なこと」に
生きてる実感を感じてる世代だと思います。
 
だから、最近は若い世代と触れ合うのが
個人的にとても楽しい。
 
人の本能的な喜びを無自覚的(一部の人達は
とても自覚的)に探し求めてる世代だから。
 
そういう世代の人たちと作る、次の世代の
楽しさって、昔むかしの日本の暮らし
だったり、アフリカ、アジア、南アメリカ
とかの、今でもアナログだけど豊かな知恵を
もって人間らしく暮らしてる地域の日常に
通じるものなのかな、と考えたりしてます。
 
 
テングマルシェのテーマは「豊かな日常」を
提供する場でありたいということ。
それは物質的な喜びだけではなく、人が
「本能的に求めている豊かさ」に応えて
いこうという思いです。
 
分かりやすいところでいえば「人と人の
つながり」だったりします。
 
最近はそういうフレーズに飽き飽きしてる
人も多いけど、人間の本質はつながりに
よって形成されているし、質のよい人脈が
日々の暮らしに直接的に良い影響を与えると
いうことにも多くの人が気付いています。
 
テングマルシェというイベントを通して
表現出来ることは決して多くはないのが
いつももどかしいですが、まずは、ずっと
続けていくことへの安心感を大切に、
自分なりの活動は続きます。
 
 
チラシを7000枚配る。
 
それを達成しようと思ったら、朝起きて
夜寝るまでの生活の中の結構真ん中に
きちんと置いて意識しておかないと
結構大変だったりします。
 
今回も本当にたくさんの方々にご協力
いただいて、ほぼ配り終えつつあります。
本当にみなさんありがとうございます。
 
そうやって街に拡散された縁の種を、
たくさんの方が手繰り寄せて、会場に
足を運んでもらえたら、こんなに嬉しい
ことはないですね。
 
面倒くさいことこそ大切に。
 
これから10年ほどはずっとそんな事を
自分の真ん中に据えて、活動していくん
だろうなぁと思います。
 
あぁ、ほんと面倒くさい人間だ、、、笑
 
皆さん、もしお時間に余裕があれば、
今週末はテングマルシェに遊びにいらして
くださいませ。一緒に、楽しい時間を
ご一緒しましょう。