朝のチェック走行で、タイヤバリアに突っ込んでて…
ん?となって、コウダイと話をしたら…
昨日のクラッシュの影響だと思うけど、タイヤがきれなくなっていて、ちょっと多めにハンドルをきると、ハンドルがロックして、もう何もできなくなる!
→つまり、ハンドルきると、クラッシュするまで止まらない!
さすがに、その状態で全開で走るのは…
100%事故る前提で、車も人も死ににいってこい!
ってなるのと同じです!
車は何度でも直せるけど、コウダイに万が一があってはなりません!
チームオーナーとして、そんな危険なチームオーダーをすることは当然出来ないので…
「走るな!」
という判断をしました!
我々は常に限界を攻めて走りますが、それはマシンが安全に走れるという『担保』がされた状態の話が前提です!モータースポーツなんで!
コウダイと4年一緒にドリフトをしてきて…
はじめて「走るな」と言いました。
もしかしたら走れるかもしれない、ハンドルをきれないようにして置きに行って走ったら、もしかしたら予選通るかもしれない!
とも少し思いましたが、仮にそんな状態で予選を通っても、追走の時に相手に間違いなく迷惑かけるので、車に携わる者として、100%トラブルがあると分かってる状態のマシンで「全力でいけ」とは言えません。
今朝の時点で、普通に動かす分には走れていたので、いけるかなーと思ったんですが、厳しかったです。
ただ多くのファンの皆さま、スポンサーの皆様に、ご来場いただいておりましたので、せめもと思い安全に1周だけは走りました。
ほんとうに悔しいし、コウダイに走らせてやれなかったことが辛くて…
はじめて『走るな』といいましたが、このオーダーをドライバーにするのは、死ぬほど辛いです。
『走るな』と言った瞬間、涙が止まりませんでした。
昨日の夜のこと、この一年間のこと、考えてたらポロポロ泣けてきてたところに…
YOUTUBEのライブ見ていたら…