君がね

僕の前に

来てくれて

そうだね

3年が経つね


今思うと

君は子猫で

大変だったね

やられたんだね

でも

頑張ったね



君は

僕の家に来てくれるようになって

僕もいろいろ

考えたよ

どうしたら

君の傷を

治すことができるのか



恐らくね

僕の人生で

これほど試行錯誤した事は

無かったな

それくらい

君に

真剣だった



僕には子供がいないから

君を

子供のように

考えた事もあった


でもね

それは

間違いだったね


エゴだよ

僕の



君は君だ

立派な

野良だ


僕の先生であり

僕の友達さ

僕の兄弟であり

僕の天使だね



君の傷が良くなっては

喜び

君の傷が悪化しては

落ち込み


一喜一憂とはこのことかと

人間の

いや

僕自身のエゴを

見事に見せてもらえたよ



君を必ず治すと

約束して


僕はまだ

約束を果たせていない


情けないし

悔しい


悔しくて

悔しくて

何が治療家だと

そう

思っている



でもね

自然の偉大さを

君から教わったよ


たかが人間ごときが

何を

自然治癒力に

挑もうか


馬鹿がなせる技さ

たかが人間が

自然の成り行きに

介入できるはずもない



君は立派な野良だ

家猫とは違う

縄張りを守り

己を生き抜き

現れた7人の敵には

真っ向からぶつかる

逃げやしない

逃げは死だから

君は

逃げない

いつも真っ向から

ぶつかる


僕はそれを

見てきた

この3年

君の生き様を見てきた


いかに自分が

甘いかを

思い知らされた


命懸けで毎日生きる君を

心から

尊敬している



生き物は

人間に

無条件の愛で

教えを与えてくれる


多頭飼育崩壊が悪では無い

その動物たちは

そこから人間に

生命の尊さを

教えてくれている


勇敢な魂だ


交通事故による死が悪では無い

その動物たちは

そこから人間に

生命の尊さを

教えてくれている


勇敢な魂だ



それなのに人間は

多頭飼育崩壊の動物を

かわいそうと言い

交通事故の動物を

かわいそうと言い



罠を仕掛け

拉致し

虐待し

監禁し

動物の尊厳を奪い

それを

保護活動と言い換える


ホームレスの方が死んでも

何とも思わないくせに。


隣の家の旦那が交通事故に遭っても

何とも思わないくせに。


ガザの人々が大量虐殺されても

助けないくせに。



野生動物に

罠を仕掛け

生殖器をいじり虐待

監禁

生命の尊厳を奪う。


もし

自分の子供が

または

自分自身が

人間は勝手に子供を作り

地球を汚すからと

地球外生命体に

拉致され

生殖器を奪われ虐待され

シェルターに監禁されても

それを

人類保護活動と

言えるのか。



聞いてみたい。




魂を理解している人間は

決してそんな事はしない。


魂を理解している人は

それぞれの生命が

必ずお役目を持っている事を

知っている

だから

そのお役目を果たす生命から

教えを有り難くいただく

感謝しかない

その生命に

感謝しかない


かわいそうな

生命など存在しない


かわいそうな

魂など

存在しない


かわいそうと思うのは

人間の


エゴである。


かわいそうな

魂など

存在しない。



白が

傷ついて

目の前に

現れた。


困っている人がいたら

助けるだろう。


人間とは本来

そういうものなのではないか。


私は今まで

困っている時に

沢山の人達に

助けられてきた。



目の前に困っている人がいたら

助けるだろう。


野良猫だって一緒だ。

虫だってそうさ。


傷ついていたら

助けたくなる。



今年の夏は

暑かった。

治療院の前では

カナブンがいつも死にかけていた。

私は彼に水をあげ

土の上にもどしてあげた。

彼は死にそうだった生命を吹き返し

静かに

一歩

一歩

歩いて行った。



生命。


何故に人間は

殺し合う!


馬鹿げている。

完全に

馬鹿げている。


この5D直前ですら

人々は殺し合う。


そして

野生動物に対し

保護という虐待を繰り返す。


同時に

開発という

自然破壊を繰り返す。



彼女

地球と言う

彼女は

これから

大浄化の時期に入る。


まさしく

今まで

無条件の愛で

我々人類の馬鹿さ加減を

見守ってきて

耐えてきてくださっていた。


しかし

もう

彼女の選択は

止められない。


もう

シフトに

入っている。



淘汰されるものは

淘汰される。



もうすぐ

冬至が来る。

陰が極まる。


そしてエネルギーは

陽へと転換し始める。



針の目を抜け

自分の周波数が

はっきりと形になって

現れる。


ネガの人は

ネガの世界で。


前向きの人は

それに合った世界で。



それぞれが

生き始める。



そう



これからが


本当の世界。



あなた自身の世界だ。



もう

現れる現象全てに

言い訳はきかない。

何もかも

あなたの投影だ。




私は

傷ついた白と

これから

どう

生きる。


簡単さ。


もう

答えは

出ているんだ。



僕が

間違っていたよ。


全て

間違っていた。


君の傷を

治したいとか



君に傷が

あってはいけないとか



馬鹿が考える

馬鹿な思考さ。



君は


君だ。



傷があろうと

なかろうと


膿が出ようと

出なかろうと


傷が広がろうが

小さくなろうが



君の生命は



変わらない



何にも



変わらない



君は


偉大な



野良であり



君は



偉大な



野生であり




縁あって



僕の前に



現れてくれた。



それは



僕に



真理を



教える為に。



君が


生命をはって


教えてくれている。



僕に



愛を



教えるために。。。





感謝します。


君の生命に



感謝します。




君の存在に



感謝します。




君と出逢わせて

くださった


神に




感謝します。