自転車で着物 | アトリエ・ポワン Atelier Point

アトリエ・ポワン Atelier Point

イラストと版画と絵本の創作日記
フランス農業旅行記

着物や和の物がとても好きです。

以前は、学生時代、和の部活動や、卒業後も句会や仕事などで着物を着る機会がありましたが、この数年めっきりなく、まさに着物が箪笥の肥やしになってしまっているのが気になっていました…。

 

そんな折、出展中のグループ展のクロージングパーティーが近々あるので、思い切って着物を着て行ってみようかと企てました。けれど、そのギャラリーにはいつも自転車で行っているので、やはり自転車に乗って行きたく、果たして着物を着て自転車に乗れるのかを色々と調べてみました。
 
だいぶ昔にドラマで、主人公のお母さんが着物で自転車に乗っているのを見た記憶があり、自転車には乗れるのだろうと確信はあったのですが…、やはり問題は、自転車にまたがると着物の裾が広がるということ。
着物を着る人たちのブログを見ると、たいてい、割烹着やギャルソンエプロン、着物の二部式雨コートの下の部分を着る、とあります。
なるほど、たしかにエプロンの中で着物の裾が広がっていても見えなくて、とっても簡単(^O^)/
 
他に、着物のための自転車というのもありました。
 
なるほど!これだと跨がなくていいから裾が広がらない(^O^)/
 
 
今回、着物を着ようと思った理由は、もう一つありました。
10年前くらいに拝読した、くまざわあかねさんの、ご自身の着物生活にまつわるエッセイ「きもの噺」。
今回のグループ展のDMが出来上がり、ギャラリーから送られて来たのを見ると、なんと展示作家一覧の中に、くまざわあかねさんのお名前があるではありませんか!
いつもお写真では着物姿のくまざわさんに、着物好きとして、著書を拝読したことなど少しでもお話ができたら…と思い立ったのでした。