「医師不足が背景」と訴え 福島の医療事故で厚労相に(記事:共同通信社) | 整形外科医てん
2006年03月22日(水) 06時44分14秒

「医師不足が背景」と訴え 福島の医療事故で厚労相に(記事:共同通信社)

テーマ:医療一般

福島県立大野病院で帝王切開を受けた女性が死亡し、医師が逮捕、起訴された医療事故で、福島県立医大産婦人科の佐藤章(さとう・あきら)教授らが17日、「へき地医療が抱える医師不足などが背景だ」と再発防止策を取るよう訴える陳情書を川崎二郎厚生労働相に提出した。


賛同する医師ら6520人の名簿も添えられた。


陳情書は、この事故が産婦人科医が1人しかいない地域の病院で起きたことを指摘。一定の確率で起こり得る不可避な出来事に対し、専門医として全力の治療を施した医師ですら刑事責任を問われるのなら「ハイリスク患者のたらい回しが全国に広がることになる」とした。


佐藤教授は「結果が悪ければ逮捕というのは納得できない」と話した。

起訴された医師の加藤克彦(かとう・かつひこ)被告(38)は同教授の教え子。

起訴状は、加藤被告は大量出血の可能性がある女性の命の危険を未然に回避する注意義務があるのに、胎盤を無理にはがして大量出血で死亡させたとしている。


これに日本産科婦人科学会が「逮捕は不当」と異例の声明を出すなど、波紋が広がっている。 (記事:共同通信社)




これには、僕も同じ意見です。

民事訴訟なら納得がいきます。刑事訴訟というなら、つまり犯罪者となってしまいます。

事実、患者の受け入れ拒否に関しては、罪にはなりません。

つまり、こういうことになると、リスクの高い人は拒否するしかありません。

それが、自分を守る唯一の手段となってしまいます。


アメリカでは、産婦人科の総収入の60%が訴訟による支出として出ているそうで、産婦人科医が激減してきて、高いお金を払う人だけしか治療を受けられないようになりつつあります。

日本も、これが続くと、自由診療である出産は、高額となってきます。


整形外科でも納得のいかない、訴訟を見かけますが、あまりよい傾向とは思いません。

アメリカ的な考えでは、何か医療ミスをしても、金払うから文句言うなよ。と言うことなんです。

すべてビジネスになってしまい、もうけのないことはしない、

医者のリスクの高いことは高い金を請求する、ものを扱うような医療が行なわれるようになってしまうのです。

それでも、お金を取ってる以上、民事訴訟はしょうがないとは思いますが、刑事訴訟までは・・・。

と考えます。

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